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Astell & Kernを楽しみつくす――AKシリーズの魅力を引き出す7つワザ vol.1
2015/06/24掲載
AKシリーズの魅力を引き出す7つワザ vol.1
Astell & Kernの魅力とは?
デジタル(ポータブル)オーディオプレーヤー、略してDAPとも言われているこのジャンルにおいて、「原音忠実再生」というキーワードを掲げ、彗星のごとく現れたブランドが「Astell & Kern(アステルアンドケルン)」(以下AK)である。AKブランド製品は、いまようやく浸透してきた「ハイレゾ」音源の再生はもとより、CDの音源ですら音楽が本来持っているポテンシャルを引き出してくれる「魔法の箱」と言っても過言でないだろう。単にDAPと呼ばれるカテゴリーの枠を越え、再生できるだけではなく、きちんと「再現」することに意味があり、このことが音楽の楽しさを再認識させてくれる。昔何度も飽きるほど聴いた曲をAK製品で聴くと、新たな発見と出会いがあることに驚きと共に、感動すら覚えると言うと大袈裟に聞こえるが、こんなに細部まで作りこんでいたのかという発見があった時に覚える「ぞくっと」としたうれしい感覚は、新たなる音楽に対しての更なる興味にもつながる。前置きが長くなったが、いまから紹介する製品はそんなAK製品の魅力をさらに引き出してくれるスパイスとなる製品である。組み合わせにより無限大に広がる可能性。自分自身が本当に好きなサウンドを手軽に追求できる「趣」の高さ。これだからポータブルオーディオはやめられない。
ヘッドフォン、イヤフォンをAKシリーズのヘッドフォンジャックに差し込んで聴いただけでもそのサウンドクオリティに驚くことだろう。しかし、それはAKの持つポテンシャルのごく一部を垣間見たにすぎない。さらなる高みを目指し、AKの魅力をフルに引き出すための周辺機器や使いこなしを紹介しよう。
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01 | バランスケーブルに交換する
ワグナス
wagnus.exblog.jp

AK用バランスケーブル

Diamond Dust “type aenigma”
for AK balanced recable
with NOBLE AUDIO K10

WAGNUS.(ワグナス)では、AK240の発売に併せてiriver社より依頼を受けアステル&ケルン仕様2.5oバランスリケーブルを開発・販売を行なってまいりました。それより数々のリケーブルを手掛け、2015年2月ワグナスのフラッグシップと呼べる「最高」のケーブル“Sieve Sheep”を正式発売しています。世界遺産的銅材仕様のドイツ産シルク巻ワイヤー(1950年代産)を、特殊技術により端末処理でワグナスが作り上げた最高傑作ケーブルです。その広帯域で驚愕的な解像度とナチュラルで音楽的な美しいサウンドは人のハートを揺さぶり、ノーブルオーディオK10とAK240と組み合わせることで3次元的音楽空間を作りだします。
(WAGNUS.代表 久米春如)
02 | ハイエンドイヤフォンで楽しむ
ユニークメロディ
www.mixwave.co.jp/c_audio.html

ハイブリッドイヤフォン

MAVERICK

開発側が意図した音を伝えたい方々に正しく伝えるにはどうすればいいのか、答えは明らかで、その頃ハイエンドユーザーの間で最も支持されていたAK240をハイエンドイヤフォンの開発現場でリファレンスプレイヤーとして使用するのが正解だと私は考えました。MAVERICKは私が昨年、ユニークメロディ社と共同開発したハイエンドマーケット向けのイヤフォンですが、MAVERICKのサウンドを作り上げていく上で、AK240がサウンドチェックの工程で使用されています。AK240でMAVERICKを鳴らす最大のメリットは、開発側が意図したサウンドを正しく得られる事であり、その組み合わせは既に一つの完成形です。
(ミックスウェーブ コンシューマーオーディオ営業部 宮永賢一)
03 | ポータブルヘッドホンアンプ / DACとの組み合わせ
バイオスケール
bispa.co.jp

ポータブルヘッドフォンアンプ / DAC

BSP-PDAC03B / BSP-PHPA-05SPB

AKシリーズの光出力を、当社ポータブルDAC「BSP-PDAC-03B」へ接続し、そのライン出力をヘッドフォンアンプ「BSP-PHPA-05SPB」へ接続します(192kHz / 24bitのサンプルレートソースを出力させるのに干ユート取扱いの光ケーブル「AK-OPTICAL01-BLK」に接続するのがオススメです)。ノイズをできる限り排除した最適な電源を供給するために“独立電源ライン機構”を搭載し、ソースに合わせてローパスフィルターも交換できる「BSP-PDAC-03B」からのラインアウトを、100mW出力可能(30Ω負荷時)な「BSP-PHPA-05SPB」に接続します。この組み合わせは、癖が少なくAKシリーズをより快適に使用する事が可能で、AKシリーズ及び接続機器本来のポテンシャルを十分に発揮させる事が可能で、非常にオススメな組み合わせのひとつです。
(玉゙イオスケール 電子事業部部長 三田浩司)
撮影 / 内山 繁
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