寅年ということで、“寅”の話を。
昨年末、高田馬場の早稲田松竹へ『男はつらいよ』3本立てを観に行きました。
子供の頃に何度も笑わせてもらった作品ですが、大人になって改めて観ると、寅さんの優しさに涙腺を刺激されっぱなし。旅の道中で出会った人を助けようと、自分のことは二の次に奔走する寅さんって、本当にいい人。
ところがそんな寅さんも、柴又「とらや」に帰ってくると、些細なことにヘソを曲げてしまう困ったさんに。きっと、寅さんにとって「とらや」がそれだけリラックスできる場所なんですよね。そう思うと、自分のぶんのメロンがないことにスネる姿も、なんだかいじらしく見えてきました。
そのほかにも、子供の頃には気付かなかった寅さんの魅力を発見できて大満足。帰宅すると、テレビでも『男はつらいよ』をやっていたため、結局その日は寅さんを4本(!)観ることに……。
写真は89年公開の
『男はつらいよ ぼくの伯父さん』。僕の地元・佐賀が舞台ということで、思い入れのある1本です。