ミニ・レビュー
ウルグアイの伝統音楽、カンドンベ(アフリカから連れて来られた黒人奴隷がもたらしたもの)を紹介する、入門編とも言うべき2枚組のコンピレーション。太鼓だけのプリミティブなものから、フォルクローレ風、タンゴ風、あるいはアメリカのポップやロック風まで、実にバリエーション豊かで理屈抜きに楽しい。★
収録曲
[Disc 1]
01君が好き (ルベン・ラダ)
02あなたに会えばわかる (ラグリマ・リオス)
03カンドンベ (通りの音)1 (ジャンボ・ケニア)
04モンテビデオへの歌 (マウリシオ・ウバル)
05ビエンベニーダ (ホルヘ・ドレクスレル)
06ネグラ・マリア (クアルテート・リカコーサ)
07寡黙な仮装行列 (ラルバノイス&カレーロ)
08ウルグアイ (ロサーナ・タデイ)
09グルジューのミロンゴン (ロベルト・ダルビン)
10ほとんどミロンゴン (ホルヘ・シェレンベルグ)
11さらばわが町 (ペペ・ゲーラ)
12君と踊るために (ラ・ソノーラ・デル・スール)
13ラ・コンパルサ (ウルバーノ・モラエス)
14大きな神秘 (マリアーナ・インゴルド)
15呼び出しのロマンス (エル・クアルテート)
16太鼓がやってきた (ライセス、ベト・サトラグニ)
17ミスティコ (レディ・ジョーンズ)
18ねがいごとのカンドンベ (カンタクエントス)
19犬たちは良いものの在り処をいつも知っている (アルベルト・ウォルフ&ロス・テラペウタス)
20カンドンベ (通りの音)2 (ラ・フィガーリ)
[Disc 2]
01カンドンベ (通りの音)3 (ジャンボ・ケニア)
02木から降りたよ太鼓が (ラグリマ・リオス)
03塩を釣りながら (ホルヘ・シェレンベルグ)
04太鼓の音に合わせて (オスバルド・ファトルーソ、マリアーナ・インゴルド)
05成長して魅了する (ラ・カレンダ・ビート)
06チューしておくれ (ルベン・ラダ)
07街角の荒っぽさ (デブタカ)
08もちろんホントさ (マウリシオ・ウバル)
09財産の名前 (トリオ・モラ=エチェニーケ=イバルブル)
10ミロンゴンの女王 (エステル・フェルナンデス)
11泣いてるよ (ペペ・ゲーラ)
12ドミンゲーラ (ラルバノイス&カレーロ)
13国旗と軍旗 (ロベルト・ダルビン)
14君が遠くへ行ってしまえばいいのに (アルベルト・ウォルフ&ロス・テラペウタス)
15友だちの踊り子 (ポポ・ロマーノ)
16エル・コルソ (ホルヘ・ラサロフ)
17しかめっ面 (ホルヘ・ガレミーレ)
18モンテビデオの埠頭 (ダニエル・ドレクスレル)
19カンドンベ (通りの音)4 (ラ・フィガーリ)
20昨日君を見た (ルベン・ラダ)