ミニ・レビュー
第1ヴァイオリンが交代後のジグヌム初のCD。ドンダラーの加入により従来からの精緻なアンサンブルがより緊密になった。歌曲からの編曲における自然な歌心も魅力だが、やはり注目は「ロザムンデ」。旋律がパートを移る際の受け渡しの妙を心ゆくまで堪能できる。
収録曲
シューベルト:
01遥かよりの歌D.107 (弦楽四重奏版) (デューク編)
02ロマン劇「ロザムンデ」のためのロマンツェop.26 D.797 (弦楽四重奏版) (デューク編)
03弦楽四重奏曲第8番変ロ長調op.168 D.112
04笑いと涙op.59-4 D.777 (弦楽四重奏版) (デューク編)
05シラーの「ギリシアの神々」の一節D.677 (弦楽四重奏版) (デューク編)
06さすらい人の夜の歌「山々に憩いあり」op.96-3 D.768 (弦楽四重奏版) (デューク編)
07弦楽四重奏曲第13番イ短調「ロザムンデ」op.29 D.804
08君こそわが憩いop.59-3 D.776 (弦楽四重奏版) (デューク編)
仕様
スリーヴケース付きSA-CDハイブリッド仕様オープン価格
演奏
シグヌム四重奏団(フローリアン・ドンダラー,アンネッテ・ヴァルター(VN) サンディ・ファン・デューク(VA) トーマス・シュミット(VC))