「アイフル」のCMでおなじみの美女! イラストやマンガ、ラジオDJなど、多方面でマルチな才能を発揮している、うえむらちかが4月20日に講談社より発売されたフィクションノーベル書籍『ヤヌス』で作家デビュー。これを記念して4月28日(水)福家書店サブナード店でサイン会を行いました!
サイン会当日、会場は、報道陣やファンが長蛇の列をなし、大盛況。今回初のサイン会を開催したうえむらは、特殊メイクのアトリエを舞台にした本書を手に「出来は100点です!身をもっておもしろいと言ってもらえるものを作ることができたと思っているので実写化するのが目標です!」と意気込みを語っています!
<うえむらちかサイン会よりコメント>――形になってみていかがですか?うえむら 「ドッキリかと思ってたんですけど、本当に。こんなサイン会までやらせていただけてすごく嬉しいです」
――出来は?うえむら 「100点です!(笑)。満足できてます。身をもっておもしろいと言ってもらえるものを作ることができたと思っているので」
――物語は?うえむら 「特殊メイクのアトリエに舞い込んでくるさまざまな依頼を主人公たちが解決していくという物語です」
――近所に特殊メイクのアトリエがあったとお聞きしたのですが?うえむら 「そうなんです。家の近所に“エイリアンの館”っていわれているアトリエがあるんですよ。そこに遊びに行ってみたら、すごいいろんな顔の作り物が並んでて。それがすごく面白くてここはどんなところだろう?って思ってたら、特殊メイクのアトリエだったんですよ」
――そこでインスピレーションが生まれて書籍にするとはすごい発想力ですね。うえむら 「いろんなものを観たり、小説、漫画もすごく読むし、行動力もあるからですかね? 実は今回入りきらない話も何話かあるくらいだったんですけど、入りきれるだけ詰め込みました」
――執筆期間はどの程度だったのでしょう?うえむら 「初めて書いたのは2週間だったんですけど、直しにすごい何ヵ月ってかかって」
――最初から書籍にする予定で小説を書き始めたのですか?うえむら 「違いますね! 最初は完全な趣味で。いつも書いたら一番最初にお母さんに読んでもらってるんですけど、お母さんに“これおもしろいよ!”って言ってもらえて、次も書こうってやっていくことができました。
――読みどころは?うえむら 「実際に傷メイクの話を1話目にいれてるんですけど、実際に私も教えてもらって、それできるようになって。そういうリアリティのある体験のしたことを書いているので。そういうところを……」
――特殊メイクでやりたいことってあります?うえむら 「別人になって知り合いをだましたいですね! 変身して(笑)」
――他に書いてみたい話はありますか?うえむら 「今、何作か書いてるんですけど、広島に“もんどうろう”ってあって、それを書いてたりとか平安時代のこと好きで書いてたりとか。将来の夢は自分の話を実写とかアニメにしてやりたいです。ヤヌスは、実際に実写化してもいけるなって思って書いてたので目標でもあります」
※発売中
『ヤヌス』
著:うえむらちか イラスト:虎硬
(講談社Birth刊 税込1,050円)
――映画などで使用される特殊メイクの工房『アトリエ・ヤヌス』。ホコリだらけの小さなアトリエだが、その腕は超一流。特殊メイクで若者を老人に変えるなんて朝飯前。間近で見て見本人と区別のつかないダミー人形を作ることだってできる。社長の真壁やちび太は、そんな特殊メイクの技術を活かして、映画やテレビの仕事だけではなく、クライアントのさまざまな依頼を解決していく。その依頼といえばサプライズパーティーあり、殺人未遂事件あり……。そして、真壁は最後の大仕掛けに取り掛かる。すべてはただ、復讐のために――。