ファンカデリック(Funkadelic)、
パーラメント(Parliament)のギタリストとして、Pファンク軍団の中枢を担ったゲイリー・シャイダー(Garry Shider)が6月16日、脳と肺の癌のため死去しました。56歳でした。
ゲイリーは米国ニュージャージー州生まれ。16歳の時に移り住んだカナダで友人とともにファンク・バンド、ユナイテッド・ソウル(United Soul)を結成。当時トロントに住んでいた
ジョージ・クリントンが彼らのことを気に入り、1972年にゲイリーらをクリントン率いるファンカデリック(のちにパーラメントも結成)へと引き入れます。
ゲイリーは、ギターやヴォーカルだけでなく、Pファンク軍団の音楽的リーダーとしてクリントンの参謀的役割も担った人物。またステージ上ではオムツをはいっていたことでも知られ、その強烈なインパクトは今も語り草になっています。
ゲイリーはここ数ヶ月、入退院を繰り返し放射線治療などもしていたようです。心よりご冥福をお祈りします。