――あなたは信じられるだろうか。学校へいくために15kmのサバンナを、命がけで駆け抜ける兄妹がいることを――。地球上の全く異なる4つの地域の“通学路”に密着、数十キロの危険な道のりを通して、未来を切り開こうとする子供たちの姿をとらえたドキュメンタリー映画『世界の果ての通学路』が4月に公開されます。
ケニアの15kmものサバンナを命懸けで駆け抜けるジャクソン、360度見渡す限り誰もいないパタゴニア平原を妹と共に馬に乗って通学するカルロス、モロッコの険しいアトラス山脈を越えて女友だち3人と寄宿舎を目指すザヒラ、幼い弟たちに車椅子を押されながら舗装されていない道を学校に向かうインドのサミュエル、命懸けで学校に通う世界各国の子供たちの通学路に密着した驚きと感動のドキュメンタリー『世界の果ての通学路』。本作は、スイス〈ロカルノ国際映画祭〉での大絶賛を得て、本国フランスではディズニーが配給、動員120万人を超える大ヒットを記録しました。
監督は、12年間に渡ってケニアに通いつめ『マサイ』(2005年)を撮り上げたパスカル・ブリッソン。自然と調和する人間の姿を追ってきた監督ならでは、人はなぜどんな環境でも学ぼうとするのか、その本質と意義に迫ります。
※2014年4月、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
『世界の果ての通学路』
原題:'Sur le chemin de l'ecole'
監督 パスカル・プリッソン
字幕翻訳:チオキ真理 G
製作協力:OCS / フランス5 / ユネスコ / エイド・エ・アクション
提供:キノフィルムズ / KADOKAWA
配給:キノフィルムズ
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