2006年よりシューベルトのピアノ・ソナタ全曲演奏を主軸としたシリーズコンサートを行なうなど、シューベルトのスペシャリストとして着実に歩みを進めてきた今川映美子。そんな彼女による、ウィーンに学んだ正統派としてのアプローチに満ちた新作『シューベルト：ピアノ・ソナタ第18番 ト長調「幻想」』（ALCD-7185 2,800円 + 税）が9月7日（日）に発売されます。

　本作は、傑作との呼び声高き「幻想」ソナタをメインに据えたアルバム。今川映美子は、作曲家への深い共感と作品への真摯な姿勢をもって、作品ひとつひとつの色彩や陰影を浮き彫りにしていきます。ウィーン国立音楽大学を首席で卒業した才媛によるシューベルト・アルバムで、“本場の”風を感じてみてはいかがでしょうか。