衝撃の長編デビュー作「虐殺器官」(2006)、続く「ハーモニー」の2作で日本SF界にパラダイム・シフトを経験させ、フィールドを超越した評価の高まりと共に最も新作を待ち望まれていた作家・伊藤計劃。病のため「屍者の帝国」未完のまま2009年に帰らぬ人となった彼の傑作群を、最良のスタッフでアニメ化するプロジェクト「Project Itoh」が昨年、『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』に続く“ノイタミナムービー”として始動。今年10月に『虐殺器官』、11月に『ハーモニー』、12月には『屍者の帝国』の公開が決定しています。
プロジェクトの始動以降、様々な形で徐々に情報を発信してきた同プロジェクトは、公開月の発表に合わせて『虐殺器官』『ハーモニー』のポスター・ヴィジュアルを公開。いずれもプロジェクト3作のキャラクター原案を務めるredjuice先生による描き下ろしとなっており、“地獄は、この頭の中にある。”(『虐殺器官』)、“わたしの心が、幸福を拒絶した。”(『ハーモニー』)という原作ファンにも響くコピーがあしらわれた仕上がりとなっています。
麻生我等先生による『虐殺器官』、三巷 文先生による『ハーモニー』のコミカライズも「月刊ニュータイプ」(KADOKAWA刊)誌にてスタートしている「Project Itoh」。詳しくはオフィシャル・サイト(
project-itoh.com)にてご確認ください。