自身のノイズ・プロジェクト“MSBR(Molten Salt Breeder Reactor)”での活動やノイズ専門誌『電子雑音』の刊行、オンライン・ストア「デンザツ.コム」の運営、海外クリエイターの招聘 / ライヴ・イベントの企画などを通じて1990年代初頭より非音楽的音楽の普及に大きな役割を果たしながらも、2005年に44歳という若さで病没した故“ノイズ外交官”田野幸治氏。今年で没後10年を迎えるにあたり、DOMMUNE(
www.dommune.com)ではスペシャル・プログラムの開催が決定。
気鋭レーベル「[…]dotsmark」(
www.dotsmark.com)と『電子雑音』のコラボレートで5時間に亘って実施される同プログラムは、2部制を予定。
前半2時間は、吉田恭淑(電子雑音 /
GOVERNMENT ALPHA)、鹿田進一(電子雑音 / 帝都音社)、*BO)))B男(電子雑音 / AMNESIA CHANNEL)、東海林茂(電子雑音)、岸野一之(KK NULL)、masahiko okubo(LINEKRAFT)、小林剛志、平野Y([…]dotsmark)といった田野氏との縁深い面々がトークを展開。その功績を貴重な動画 / 写真 / 音源を交えて振り返るのみならず、知られざる漫画作家としての顔にもフォーカス。遺稿集を電子書籍として公開する企画とも連動した内容となっています。
後半は、NOISEUSE + LINEKRAFT、
KK NULL(
ZENI GEVA)、
kazuma kubotaが3時間に及ぶノイズ・パフォーマンスを披露。哀悼に相応しい大ヴォリュームの全5時間です。
なお当日ご来場いただいた方には、幻となっていたMSBRとSALT(ant-zen)によるスプリット7inchを入場先着順で限定配布。詳しくは特設サイト(
dotsmark.com/20150729)またはDOMMUNE予約ページ(
www.dommune.com/reserve/2015/0729)にてご確認ください。