88トラックのループ・カッティング・ヴァイナルから拡がる無限の可能性を、ギタリスト・
Cutsigh(
AUDIO ACTIVE)と画家・
SHOHEIが現場の様々なクリエイターとの取り組みを通して探るエクスペリメンタルなプロジェクト“
LOOP”。その根幹を成すパッケージ作品『LOOP』(PWLOOP-888 12,000円 + 税)が、いよいよ10月28日(水)に発売。
同作は、Cutsighによるエンドレス音源を刻んだループ・カッティングに、SHOHEI描き下ろしの絵をあしらった2枚組ピクチャー・ヴァイナル。3面ゲイトフォールド・ジャケットに収められ、ハンド・ナンバリングが振られた数量限定作品となっています。カッティングを担当した東洋化成「T-ANNEX」(
t-annex.com/loop)では、8月27日(木)より特典として大判ステッカーが付属する限定先行販売の受付がスタートしています。また、すでに
DJ KENSEIや
KILLER BONG、
DJ Quietstorm等が使用している音源のみの通常盤『88LOOPS』(PWLOOP-88 2,000円 + 税 / 黒盤, ジャケット無し仕様)も9月9日(水)からの一般販売が決定。
なお、同プロジェクトの特設サイト(
88loop.tumblr.com)では、Yuichiro Noda / Hitomi Higuchi(Caiko Film)によるドキュメント映像も随時公開されています。
Cutsigh の官能的とも言えるギターの断片がlocked grooveで聴けるなんて想像力が「∞(無限)」に拡がりますね――DJ KENSEIやべーレコード――K-BOMBCutsigh の『88Loops』プロジェクトについて色々と考えているうちに、ある面白い事に気が付いた。88個のエンドレス・ループの組み合わせの最大可能数は88の階乗、つまり1.85 x 10^134(10の134乗)位となる。亜原子粒子(核子や原子などを構成する粒子)は現在この宇宙に10^80(10の80乗)存在するといわれており、先ほどのループの組み合わせ可能数に比べると大分少ない。言うなればこの『88 Loops』は全宇宙が表現出来るもの全てをも凌駕する可能性を秘めている……つまりは「∞(無限)」である。Cutsigh の『88Loops』を聴いて「∞(無限)」を体験して欲しい。――DJ Quietstorm