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肥田舜太郎医師の闘いと生涯とは、ドキュメンタリー映画『ヒロシマ、そしてフクシマ』公開

2016/01/28 12:31掲載
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肥田舜太郎医師の闘いと生涯とは、ドキュメンタリー映画『ヒロシマ、そしてフクシマ』公開
 高齢でありながら反核のための活動を続けている肥田舜太郎医師の闘いと生涯を、フランス人監督マルク・プティジャンが追ったドキュメンタリー映画『ヒロシマ、そしてフクシマ』が2016年3月12日(土)より、東京・渋谷 ユーロスペースにて2週間限定で公開されます。

 誰もが「肥田先生」と親しみと尊敬を込めて呼び、現在99歳(撮影時は96歳)の高齢でありながら、反核のための活動を続けている肥田舜太郎医師。原爆投下の1945年8月6日以来、広島で被爆者の治療に当たり続け、“内部被曝”というものの存在へと辿り着いた彼は、その脅威を半世紀以上にわたって日本・世界に向けて訴えています。

(C)MIRAGE ILLIMITE / HISTOIRE 2015

『ヒロシマ、そしてフクシマ』
2016年3月12日(土)より、ユーロスペースにて2週間限定公開

[解説]
科学を名乗った最も権威のある集団が嘘をついている――
カメラは、原発事故の被災者が暮らす町へと赴く先生を映し出します。先生には戦後65年にわたり広島・長崎の生存者を診療し続けてきたという治療体験があります。内部被曝の危険性は、核所有国の政府当局者達によって隠蔽されてきたのです。最後の力を振り絞り、愚かな選択と歴史から何も学ぼうとしない体制に向けて警鐘を鳴らし続けています。そして、肥田先生の足は沖縄にも向かいます。日本に原爆を投下した米軍や日本に民間用原子力産業を導入したアメリカに対して、ハッキリとノーと言います。先生が願ってやまない、平和で核のない新しい日本の到来に向けて……。本作は一人の被爆医師の最後の言葉を追ったドキュメンタリーです。

監督・撮影・編集: マルク・プティジャン
プロデューサー: 山本顕一
出演: 肥田舜太郎 / 野原千代 / 三田 茂 ほか
挿入動画: ロマン・ルノー
音楽: リーズ・ノラ
音声: 百々保之
通訳: 人見有羽子
翻訳: 岩貞佐和
制作プロダクション: ミラージュ・イリミテ
製作: ドミニク・ベロワール マルク・プティジャン
日本語ナレーション: 水津 聡
日本語字幕: 山本顕一

国際配給: Docandfilms
原題: De Hiroshima a Fukushima - Le combat du docteur Hida
配給・宣伝: 太秦
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