東京を拠点に故・Kelly Churko、tesco suicide(
Drastik Adhesive Force + 黒電話666)、Ryo Murakami、
Yousuke Fuyamaなどの作品をリリースするカセットテープ専門レーベル「sludge-tapes」(
sludge-tapes.com)のオーナーとしても活動し、エクスペリメンタルを軸にテクノからポストパンク、ノイズ / インダストリアルまで包括する広義のエレクトロニック・ミュージックを牽引する存在として注目を浴びるクリエイターmiclodietが、いよいよ初のフル・アルバム『TRANSMUTATION』(ST-009 1,400円 + 税)をリリース。限定100本のカセットテープ(C65.クロムテープ / WAVファイルダウンロードカード付き)と24bit / 48kHz WAVファイル配信の2フォーマットで9月19日(月)の発売が決定しています。
shotahiramaとのコラボレートや
Hakobuneのリミックスなどでも知られ、今年に入ってからはセルビア・Genesa Recordsからの12inchヴァイナル『Psychic EP』のリリースが話題となったmiclodiet。2015年末から2016年初頭にかけて制作されたという『TRANSMUTATION』は、シンセサイザーとドラムマシンのハードウェアのみを使用してワンショット・レコーディング。編集の手も入れずに仕上げられた10曲入り。オールドスクール・シカゴの息吹きを感じさせるロウなイーヴンキックを中心に、ノイズ / インダストリアルや近代ベース・ミュージックのフィーリングも纏った内容となっています。マスタリングはNoguchi Taoru(東京・落合 soup)が担当。
また発売同日には、sludge-tapes主催イベント〈WASTED〉が縁深い落合 soupの10周年アニヴァーサリーを兼ねたリリース・パーティとして開催されることも決定。今年5月に突如“PITA”名義の新作『Get In』をリリースしたEditions MEGO総帥
Peter Rehbergをはじめ、miclodietとはスプリット作をリリースしているKatsunori Sawa(EOC )とYuji Kondo(
DUCEREY ADA NEXINO)のデュオ名義STEVEN PORTER、ノイズ・カテゴリを超越した存在感を放つベテラン
PAIN JERK、DJレーベル「form.」の主宰者としても活躍するKOBAなど、soup / miclodietならではのラインナップが決定しています。詳しくはsoupオフィシャル・サイト(
ochiaisoup.tumblr.com)にてご確認ください。