日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の映画祭であり、今年で29回を数える〈東京国際映画祭〉が10月25日(火)に六本木ヒルズ・アリーナにて開幕。全長100mのレッドカーペットを豪華なゲストが彩りました。
今年のフェスティバル・ミューズである
黒木 華が艶やかな振り袖姿でレッドカーペットのトップバッターを飾ったほか、クロージング作品『聖の青春』に出演する
松山ケンイチと
東出昌大は揃って袴姿で現れ、時間の許す限りサインコールに応えファンとの交流を楽しみました。さらに、トリにはオープニング作品『マダム・フローレンス!夢みるふたり』主演の
メリル・ストリープが登場し、迫力と気品で観客で埋め尽くされたアリーナを圧倒しました。レッドカーペットイベント終了後には、EXシアター六本木にてオープニングセレモニーが開催され、メリル・ストリープや黒木 華のほか、安倍晋三内閣総理大臣らが登壇。メリル・ストリープは舞台挨拶にて、「大好きな東京にまた戻って来られてうれしいです。監督と共演のヒュー・グランドはとてもすてきな方。今回いっしょに来られなくて残念ですが、みなさんにこの映画を大いに笑って楽しんでいただきたいです」とコメントしました。
11月3日(木・祝)まで10日間、六本木ヒルズや新宿バルト9といった東京都内の各劇場およびホールにて、204作品を上映する第29回〈東京国際映画祭〉。ジャン・ジャック・ベネックス監督を審査委員長に迎えたコンペティション部門には、
蒼井 優や
高畑充希らが出演する「アズミ・ハルコは行方不明」、
杉野希妃が監督・主演を務める「雪女」という2本の日本作品を含む16作品がラインナップ。そのほか、
『サマーウォーズ』『バケモノの子』などで知られる
細田 守監督、今年3月に公開された
『リップヴァンウィンクルの花嫁』が好評の
岩井俊二監督の特集上映、六本木ヒルズアリーナでの無料野外上映など、さまざまなイベントを開催されます。詳細は、公式サイト(
2016.tiff-jp.net)にてご確認ください。
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