ティアック株式会社が、発売中のフォノアンプ内蔵アナログターンテーブル「
TN-570」からMM型カートリッジ対応のフォノイコライザーアンプと光デジタル出力、USBデジタル出力機能を取り除いた純粋なアナログターンテーブル「
TN-550」(オープン価格 99,800円前後)を新発売。
同社では、2014年11月にフォノアンプ内蔵のターンテーブル「
TN-350」を発売し、その後2016年2月に高い基本性能を設計コンセンプトとしたフォノアンプ内蔵アナログターンテーブル「TN-570」を発売。現在まで好評のうちに販売されています。本機「TN-550」はその弟機となるモデル。駆動方式は「TN-570」と同じ回転数自動調整機構(PRS3)を搭載し、コギング(回転時の不要振動)を抑えるのに有利なベルトドライブ方式。光学センサーによりプラッター回転速度のわずかな変化を検出してモーターを制御し、重量級ベルトドライブ方式やダイレクトターンテーブルなどに匹敵する高い回転精度を実現しています。キャビネットには人造大理石と高密度MDFを組み合わせた2層構造のシャーシを採用。固有振動数の異なる2つの素材をラバーで貼り合わせることで、ダンピング効果と制振性を高めると共に共振発生も抑制、高いハウリングマージンを実現。S字トーンアームは、線材にPC-Triple C導体を採用した高さ調節機構付きスタティックバランス型。Audio-Technica製「AT100E」相当(VM型)のカートリッジをあらかじめ装着しているほか、帯電しにくい和紙製ターンテーブル・シート「TA-TS30UN-BW」も付属。