1978年にTVアニメ・シリーズ(全42話)が放送され、
南野陽子主演の実写映画やTVドラマなど、様々なメディアで展開されてきた
大和和紀による日本少女漫画史に残る傑作「はいからさんが通る」の連載40周年を記念して、2017年から2018年にかけて前後編から成る新作劇場アニメーションが公開されます。今年11月11日からの全国公開が決定している前編「はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜」のキーヴィジュアル公開と共に、
早見沙織が歌う前編主題歌「夢の果てまで」の作詞作曲を
竹内まりやが手がけていることも発表されています。
大正時代を舞台に、女学校に通う17歳のじゃじゃ馬娘・花村紅緒と笑い上戸なイケメン少尉・伊集院 忍の物語を描いた今作。このたび公開されたキーヴィジュアルには、袴姿に身を包んだ紅緒と、軍服を着た少尉の姿が収められています。なお、紅緒役はアニメ『東のエデン』(森 美咲役)や『聲の形』(西宮硝子役)などで知られる早見沙織、少尉役は現在公開中の「
BLAME!」(捨造役)でも熱演を披露している
宮野真守が担当。早見沙織が歌う前編の主題歌「夢の果てまで」について、竹内まりやは「主人公の紅緒そのものになった気持ちで書き上げたこの歌は、早見沙織さんの透明でまっすぐな声にぴたりとはまりました。現代を生きる女性たちへの心のエールになれば幸いです」とコメントしています。
2018年の公開が予定されている後編「はいからさんが通る 後編 〜東京大浪漫〜」では、旧TVアニメシリーズでは未完となった原作のラストエピソードを展開。詳細は「劇場版 はいからさんが通る」
公式サイトにてご確認ください。
■「劇場版 はいからさんが通る」
haikarasan.net[前編]2017年11月11日(土)公開
劇場版『はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜』
[後編]2018年公開予定
劇場版『はいからさんが通る 後編 〜東京大浪漫〜』
[ストーリー]
いつだって 大キライは恋のはじまり。
時は大正。女学校に通う17歳の花村紅緒は、いつも明るくケンカっ早いところのあるじゃじゃ馬娘。親友の環とともに楽しい学園生活を送り、恋も結婚相手も自分で選びたいと思っている。そんなはいから娘が出会ったのは、笑い上戸なイケメン、伊集院忍少尉。
実は彼が祖父母の時代から決められていた許婚であることを知った紅緒は、それに反発。愛のない結婚を阻止しようと奮闘して騒動を巻き起こすが、少しずつ少尉に心惹かれていく。
[キャスト]
花村紅緒: 早見沙織
伊集院 忍: 宮野真守
原作: 大和和紀「はいからさんが通る」(講談社KCDX(デザート)所載)
監督(前編)・脚本: 古橋一浩
監督(後編): 加瀬充子
キャラクターデザイン: 西位輝実
背景デザイン・美術監督: 秋山健太郎
色彩設計: 辻田邦夫
撮影: 荻原猛夫(グラフィニカ)
音響監督: 若林和弘
音楽: 大島ミチル
前編主題歌: 「夢の果てまで」(歌: 早見沙織 / 作詞・作曲: 竹内まりや / 編曲: 増田武史)
アニメーション制作: 日本アニメーション製作: 劇場版「はいからさんが通る」製作委員会
配給: ワーナー・ブラザース映画
©大和和紀・講談社 / 劇場版「はいからさんが通る」製作委員会