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「父ちゃん情けなくて涙が出て」きつつも、『俺はあばれはっちゃく』DVD化!

2004/12/21掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
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 79年2月から80年3月にかけて放送された『俺はあばれはっちゃく』が3月25日にジェネオン エンタテインメントよりDVD-BOXでリリース決定(PI・GNBD-7037¥29,500(税込))! (写真は「俺はあばれはっちゃく〜タンゴむりすんな!」ほかを収録した堀江美都子『30th Anniversary Special Edition-あしたがすき-』)
 “あばれはっちゃく”とは、この『俺はあばれはっちゃく』を皮切りに、『男!あばれはっちゃく』『熱血あばれはっちゃく』『痛快あばれはっちゃく』『逆転あばれはっちゃく』と85年までに計5作品放映された、熱血少年ドラマ。勉強はビリから一番だけれども、町内一のガキ大将・“はっちゃく”こと桜間長太郎が、その正義感と破壊的な行動力で毎回大騒動を巻き起こします。

 
 シリーズを振り返ると、印象的な場面がふたつほど思い出されますねえ。

 
 ひとつはあの有名な逆立ちシーン。ドラマのエピソード中に難題にぶち当たるはっちゃく。やにわに自室の壁に逆立ちを始めます。
「ひらめけ〜ひらめけ〜ひらめけ〜……(ぴかーん)ひらめいた!!」
 このシーンをきっかけに解決法を思い立ち、ドラマは起承転結の“結”へと向かう、水戸黄門の印籠シーンのようなもの。当時放映を見ていた全国の少年たちも、学校で何かあるたびに逆立ちしていたものです。

 ちなみに全5シリーズ中、4シリーズは上記のような“逆立ち”ですが、4代目『痛快あばれはっちゃく』のみブリッジ。セリフも
「はっちゃけ〜はっちゃけ〜(カキーン)はっちゃけた!!」
に変更されました。5代目からは逆立ちに戻っているところを見ると、不評だったのでしょうか。

 
 次に思い出されるのは、シリーズ通して父親役を演じた東野英心の名演技。はっちゃくが何か悪さをするたびに解き放たれる名セリフ
「お前のバカさ加減には父ちゃん情けなくて涙出てくらい!(と同時にビンタ)」
は、古きよき日本にかつていた、温かくて強くてたくましい父親像を体現していた気がします。

 主人公のはっちゃく役はシリーズによって変わりましたが、この父ちゃん(東野英心)、母ちゃん(久里千春)、先生(山内賢)、犬のドンペイは、全シリーズ不変。主人公はっちゃくの顔も声も雰囲気も、すべて変わっても、シリーズ通して安定した“はっちゃくカラー”が通っていたのは、彼らレギュラー陣のおかげといっても良いのかもしれません。

 放映当時、視聴率20%を超えたこの番組を懐かしく思う方々も多いはず。あの頃を懐かしんで、ぜひ。……ところで、“はっちゃく”という語感。意味はよくわかりませんが、わんぱくな少年のエネルギーや勢いを上手く体現したナイスな言葉だと、本ニュースを書きながら思い返した次第です。
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