芥川也寸志の幻の楽曲が初めてCDとなって登場! 本名徹次指揮オーケストラ・ニッポニカによるアルバム
『芥川也寸志:子供のための交響曲「双子の星」他』(OVCL-00415)が3月25日に発売されます。
2009年は芥川也寸志の没後20周年のアニバーサリーで、数多くのコンサートで芥川の楽曲が取り上げられました。その中で最も注目されたのが、舞台初演となった「双子の星」(1957年初演)を演奏したオーケストラ・ニッポニカのコンサートでした。
宮澤賢治の作品を原作に、芥川也寸志が曲をつけた「双子の星」は、子供のための美しくあたたかなシンフォニー。当時、文化放送のために書かれ、
渡邉暁雄指揮
日本フィル、
中村メイコ(語り)で放送されました。児童合唱と語りによって物語が進められ、宮澤賢治作曲の「星めぐりの歌」が全編登場するファンタジーに満ちた曲で、芥川の才能あふれる技法が満ちています。これまで演奏されていなかったのが不思議なくらい。また、この作品は芥川の楽想的転換期でもあった交響曲第1番(1954年)と「エローラ交響曲」(1958年)の間を埋めるもので、彼の歴史にとっても重要な楽曲です。
当アルバムには、芥川の代表的な映画音楽作品『八つ墓村』『八甲田山』も収録。非常に価値のあるメモリアル・アルバムとなっています。