72歳になったソウル・ミュージックの女王、
アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)が、
エタ・ジェイムス、
バーブラ・ストライサンド、
ホイットニー・ヒューストン、
アリシア・キーズなど、時代やジャンルを超え“ディーヴァ”と呼ばれる女性シンガーの名曲・名唱をカヴァーしたアルバム『グレイト・ディーヴァ・クラシックス(ARETHA FRANKLIN SINGS THE GREAT DIVA CLASSICS)』を10月21日にリリースします。日本盤も近日発売予定。
本作は、エタ・ジェイムス「アット・ラスト」にはじまり、バーブラ・ストライサンド「ピープル」、
グラディス・ナイト「夜汽車よ ジョージアへ」、アリシア・キーズ「ノーワン」と、名曲ばかり。グロリア・ゲイナーの名唱で知られるディスコ・クラシック「アイ・ウィル・サヴァイヴ」には、
デスティニーズ・チャイルドの「サヴァイヴァー」がマッシュアップされ、
シュープリームス「ユー・キープ・ミー・ハンギン・オン」ではピアノの名手としても知られるアレサの演奏も収録。
先行シングルとなる「ローリング・イン・ザ・ディープ」は、2010年に
アデルが歌い、全英・全米をはじめ世界11ヵ国でNo.1を獲得し、2012年のグラミー賞では、レコード・オブ・ザ・イヤー、ソング・オブ・ザ・イヤーなど6部門を独占した21世紀最大級のヒット曲。オリジナルの持つブルース・フィーリングを、アレサは曲の後半でソウル・クラシック「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」のフレーズをミックスするなどしてゴスペル風に仕上げています。YouTubeでは試聴用の動画も公開。
なお、レコーディングは、1980年代にアリスタ・レコードでアレサ第2の黄金時代を共に過ごし、ホイットニー・ヒューストンなど多くのスーパー・スターを世に送り出した重鎮クライヴ・デイヴィスの総指揮のもと行なわれ、
ベイビーフェイスや
アウトキャストの
アンドレ3000、
ハーヴィー・メイソンJr.(アンダードッグス)、
テリー・ハンター、
エリック・カッパーらがサウンド・プロデュースを手がけています。