2011年1月、一周忌を迎える
浅川マキ。これまで手に入りづらかった、あるいはまったく手に入れる手段のなかった彼女の初期アルバムの再発がついに決定しました。1970年のデビュー・アルバム
『浅川マキの世界』から、1978年にリリースされた
『寂しい日々』まで、70年代に発表されたアルバム10タイトルを、アナログ音源を生かしたデジタルリマスタリング、紙ジャケ復刻盤として、2011年1月19日に一挙リリース!
この年末には、12月26日〜28日の3日間にわたり、
渋谷毅プロデュース<「こんな風に過ぎて行くのなら」〜浅川マキに捧ぐ三日間〜>が新宿ピットインにて開催されます。浅川マキと縁のあった、
坂田明、
山下洋輔、
金子マリ、
カルメン・マキ、
長谷川きよし、
今田勝、萩原信義などの多彩なメンバーが出演し、浅川マキを偲ぶイベントとなる。2011年1月には書籍の刊行が相次ぐなど、彼女の音楽とその存在は、今後も脈々と人々の心に生き続けていくことでしょう。
【紙ジャケ再発】 2011年1月19日発売 各税込2,400円1.
『浅川マキの世界』(TOCT-27041)
寺山修司構成・演出による蠍座公演の実況録音をメインとする、記念すべき1stアルバム。【1970年作品】
2.
『浅川マキII』(TOCT-27042)
浅川マキが独自の世界へ踏み出した2ndアルバム。新宿花園神社でのライヴ録音「朝日のあたる家」収録。【1971年作品】
3.
『MAKI LIVE』(TOCT-27043)
71年、新宿・紀伊國屋ホールでの伝説の年越しライヴ2DAYSを収録した3rdアルバム。初CD化。【1972年作品】
4.
『BLUE SPIRIT BLUES』(TOCT-27044)
シンプルな中に密度の濃いブルースを放つ4thアルバム。山下洋輔との初セッション「奇妙な果実」収録。初CD化。【1972年作品】
5.
『裏窓』(TOCT-27045)
「こんな風に過ぎて行くのなら」から始まる5thアルバム。神田共立講堂で録音された南里文雄とのセッション「セント・ジェームス病院」収録。【1973年作品】
6.
『MAKI VI』(TOCT-27046)
山下洋輔トリオ(森山威男、坂田明)と稲葉国光というジャズ界の新進気鋭のミュージシャンたちと創りあげた6thアルバム。浅川マキの新境地が展開される。初CD化。【1974年作品】
7.
『灯ともし頃』(TOCT-27047)
西荻窪「アケタの店」で、萩原信義、吉田健らに、近藤等則、坂本龍一らの参加をえて、一気にレコーディングされた7thアルバム。【1976年作品】
8.
『流れを渡る』(TOCT-27048)
自由奔放に、そして何処かに流れて行くように、スウィングし、思考する8thアルバム。初CD化。【1977年作品】
9.
『浅川マキ ライヴ 夜』(TOCT-27049)
京大西部講堂「MAKI-LIVE」の集大成。泉谷しげる、初参加となった渋谷毅など多彩なゲストを迎えて生まれた伝説の1枚。【1978年作品】
10.
『寂しい日々』(TOCT-27050)
新たなチャレンジや本来のダークネスが渾然一体となり独特のムードを醸成している10thアルバム。幻の名曲「ナイロン・カバーリング」収録。初CD化。【1978年作品】
【発売中】
決定版オフィシャル・ベストアルバム『Long Good-bye』
(TOCT-26998 税込3,300円)
2枚組み、全32曲収録 【32ページ歌詞ブックレット+32ページ未発表写真集付き】
【浅川マキ関連書籍】
発売日:2011年1月18日
『「ロング・グッドバイ」 −浅川マキの世界−』
定価:本体3,000円+税
発売:白夜書房
問い合わせ先:03-5292-7751
発売日:2011年1月17日
『「ちょっと長い関係のブルース」 −君は浅川マキを聴いたか−』
定価:本体1,800円+税
発行:有楽出版社 発売:実業之日本社
問い合わせ先:03-3562-0671