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bump.y、7月24日にドラマ主題歌シングル発売。前作に引き続き西寺郷太がプロデュース!

bump.y   2013/06/11 14:55掲載
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bump.y、7月24日にドラマ主題歌シングル発売。前作に引き続き西寺郷太がプロデュース!
 松山メアリ桜庭ななみ宮武美桜高月彩良宮武 祭からなる5人組ユニット、bump.y(バンピー)が、7月24日(水)に約半年ぶりの新曲リリースを発表しました。この楽曲はメンバーの桜庭ななみが主演するテレビ東京系ドラマ「リミット」の主題歌に決定しています。

 楽曲のタイトルは「SAVAGE HEAVEN」。シリアスなドラマの内容にリンクするように歌詞も曲調もbump.y史上もっともダークでヘヴィーな楽曲となっています。プロデュースは前作「COSMOの瞳」に続き、NONA REEVES西寺郷太。原作を読み込んで歌詞の世界観も追求。日常の中にも残酷な悲劇が潜んでいることを表現し、「SAVAGE」(残酷)という言葉をタイトルにも使っています。恐怖や不安を表現するためにスタジオのブースを暗くして、暗闇で歌をレコーディングしたとのこと。なお、今作で初めてシングル収録曲すべて西寺郷太がプロデュースを担当している。

 ドラマの原作は、『ライフ』で知られる、すえのぶけいこの人気漫画「リミット」で、テレビ東京系ドラマ24枠(毎週金曜深夜0:12)で7月より放送されます。

 bump.yは、リリースに向けライヴも続々決まっており、6月22日開催の〈YATSUI FESTIVAL!2013〉、7月27日・28日開催の〈TOKYO IDOL FESTIVAL2013〉への参加や、デビュー3周年記念日である8月25日にはワンマンコンサート〈bump.y ハッピーバースデー concert 〜the 3rd departure〜〉を開催することを発表しています。

西寺郷太コメント

SAVAGE HEAVEN

 2013年1月にリリースされた「COSMOの瞳」以来、長い時間をスタジオで費やしたbump.yのニュー・シングル「SAVAGE HEAVEN」の完成を心から嬉しく思っています。

  bump.yの最大の魅力は、ヴォーカル・グループでありながら彼女達がそれぞれ個々に活躍する「女優」であることです。「SAVAGE HEAVEN」は、メンバーの桜庭ななみさんの主演ドラマ「リミット」の主題歌ということで、多数の候補曲を作りながらドラマのスタッフチー ムと限界までやりとりして、遂にこの曲にたどり着きました。

 制作は作詞作曲の段階で原作のコミックを読み込ませてもらい、ドラマ「リミット」の歌詞のテーマを自分なりに追求することから始まりました。物語は、ひとりの女子高生を襲った思わぬ「バス転落事故」から、彼女が極限の哀しみや絶望を体験し、しかしそこから何か大切なものを見つけて成長してゆく、というものですが、結果的に自分自身も、bump.yのメンバーもこれまでのハッピーでポップな音楽性とは真逆の 「SAVAGE HEAVEN」のシリアスな世界観を敢えて追求してゆく制作過程で、主人公と同じように成長出来たのではないか、と思います。一曲の完成のために、複数の 楽曲のハードなレコーディングに耐えてくれたメンバーには感謝しています。しかし、その集中した日々の中で彼女達それぞれがシンガーとして驚くほどの成長を見せてくれました。

 タイトルに選んだ「SAVAGE」は、残酷という意味の言葉。「残酷な天国」とは、ある種矛盾した表現なのですが、僕自身が原作を読んで、 最も心を打たれたのは「バス転落事故」という不慮のアクシデントによって「平和な日常」のすべてが崩壊し、主人公は嘆くのですが、実はそれまでの「平和な日常」の中にも一部の誰かが犠牲になって成り立つ「残酷」な悲劇は隠されていた、ということが赤裸々に描かれていたことです。

 地獄の中にも安らぎと光が、天国の中にも哀しみと暗闇があるはず。先日クランクアップしたというドラマと重なり、「SAVAGE HEAVEN」がどのように響きハーモニーを奏でるのか、本当に楽しみです。

 今回のシングルはカップリング曲もすべて、「COSMOの瞳」と同様に、SMAPやV6、CHEMISTRY、関ジャニ∞、倖田來未さんなどのヒット曲を手掛ける盟友の谷口尚久君と共作し、彼にアレンジを任せ、僕はプロデューサーとして全力を注ぎました。「硝子のMAGIC」は アーバンでソウル色の強いサマー・ダンス・チューン、「ロマンティック MAYBE」は彼女達のキュートさが炸裂した超アッパーなガール・ポップと、まさに変幻自在に彼女達の「女優」性が発揮されたカラフルな仕上がり。魅力的なアイドル・グループの楽曲群をトータルでプロデュースし世界観を構築することは、筒美京平さんや松本隆さんなどに憧れていた幼少時からの僕の夢でしたから、とても感激しています。

 ここ数年、「アイドル戦国時代」などと言われることも多く、音楽的冒険に満ち、充実度の高いポップ・ミュージックの傑作が多数生まれています。僕の身近な仲間内でも、これまで「アイドル音楽」に興味がなかった、という大人の音楽ファンが先入観を捨てた瞬間、現在進行形のその刺激的なクオリティに驚きストンと「ハマってしまう」、そんな事例が続出しています。

 音楽を愛するすべての人に、「bump.y」の音楽が届くことを祈っています。

西寺郷太(NONA REEVES)

 
bump.yメンバーコメント

松山メアリ
SAVAGE HEAVENが、ドラマ主題歌になりとても嬉しいです。
bump.yが歌うこの曲が、ドラマで流れるにあたり、メンバーもリミットの台本を読ませてもらったり、撮影の話を聞きながら、曲に想いを込めました。
現実で起きることから生まれるどうしようもできない複雑な感情と自分の心の中での葛藤を歌詞やメロディにのせるのはとても難しかったです。
いつもは体でリズムを刻みながら行うレコーディングも、西寺さんや谷口さんからのアドバイスで、真っ直ぐ立って歌ったり、拳を握ったりしてレコーディングしました。
ドラマの放送もひとりの視聴者としてすごく楽しみです。
そして、ステージでこの歌を歌う時、どうやってみなさんに届けようか今から楽しみです。

桜庭ななみ
自分が主演するドラマの主題歌をbump.yが担当させてもらえる事が純粋に嬉しいのと、作品を盛り上げるための大役なので、今まで以上に力が入ります。
ドラマは高校の交流キャンプに行く途中、バス事故が起こってしまい、生き残った生徒が無事に生還できるのか!?というサバイバルドラマになっています。
曲も、ドラマの雰囲気に合わせてシリアスなイメージの曲調で、ドラマの世界観にピッタリな曲になっていると思います。
レコーディング中は、山奥でドラマの撮影をしている時の感覚を思い出しながら歌うようにしました。
メンバーもリミットの原作とドラマの台本を読んでストーリーをイメージしながらレコーディングしています。
ドラマとbump.yのSAVAGE HEAVENがマッチし、一層ドラマが面白く観て頂けたら嬉しいです。

宮武美桜
今回、ドラマ「リミット」の主題歌をやらせていただくことが出来て本当に嬉しいです。事前に原作や台本を自分なりに読み込み「リミット」の世界観を作ってからレコーディグに臨みました。
歌詞が躍動感があり直接心に響くフレーズばかりなので是非歌詞に注目して聴いて欲しいです。

高月彩良
今回は、静かで深くて、でも熱くて激しい!という、今までにないシリアスな楽曲なので、これまでと違う新たなbump.yをお見せできると思います。歌詞にある言葉の意味が深く、どうやったらメロディーにこの言葉と想いを伝えられるんだろうと自分なりに考え、レコーディングの時は ブースの電気を真っ暗にして、この曲の情景を思い浮かべながら、思いっきり入りこんで臨みました。

宮武 祭
今回の楽曲は今までにないカッコいいbump.yが表現出来ていると思います。
かっこいいけど、どこか残酷な表現もあり…レコーディングするにあたり色々と自分なりに考えて表現しました。
いつもは明るく楽しくレコーディングしていましたが、今回はかなりシリアスに歌ってみたので、そのあたりも聞いて感じていただけたら嬉しいです。

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