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冬のアイルランド・ダブリンを舞台にした感動作『ダブリンの時計職人』公開

コルム・ミーニイ   2013/12/09 16:18掲載
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冬のアイルランド・ダブリンを舞台にした感動作『ダブリンの時計職人』公開
 止まった時間をもう一度戻せたなら――。『ONCE ダブリンの街角で』に続く、アイルランド・ダブリンを舞台に不器用な大人たちの人生の再生を描いた感動作、映画『ダブリンの時計職人』が来年の3月に公開されます。

 ロンドンで失業し故郷ダブリンに戻ってきた時計職人フレッド(コルム・ミーニイ)は、職と家を失い、ホームレスとなった悲しい現実を受け止めきれず、落ち込んだ日々を送っていた。しかし “隣人”としてあらわれた青年カハル(コリン・モーガン)との出会いで次第に新しい自分を発見していく。前向きに新生活を送っていたフレッドだが、ある日、小さな事件が起こる。偶然行ったスイミングプールで未亡人ピアノ教師ジュールスに一目ぼれしてしまったのだ。寂しげな雰囲気を持つ美しい彼女と何も持たないホームレスの自分、身分違いの恋だとあきらめようとしたけれど、カハルの後押しもあり彼女と会うために水泳教室へ通うことを決意したのだった。しかし、一方でカハルには過去の因縁があり、麻薬を巡るトラブルに巻き込まれていく……。

 主人公“フレッド”役のコルム・ミーニイは『ザ・コミットメンツ』(1991年)、『スナッパー / 私のパパはだれ』(1993年)から、TVシリーズ『スタートレック』の“マイルズ・オブライエン”役などで出演、アイルランド国民から愛されるベテランの演技派。帰る場所を失い車上で生活する不器用な中年男性を、悲しさを含ませながらもユーモラスに演じています。また、TVドラマ『魔術師マーリン』の“マーリン”役で日本でも人気のコリン・モーガンが、明るく振舞いながらも心に傷を持つ青年、カハル役を熱演。ドキュメンタリー出身のダラ・バーン監督が“ケルトの虎”と呼ばれる好景気が過ぎ去ったアイルランドの“今”を描いた、ほろ苦くもやさしいストーリーをお楽しみください。

※2014年3月下旬、渋谷アップリンク、新宿K's cinemaほか全国順次公開
『ダブリンの時計職人』

監督:ダラ・バーン
プロデューサー:ドミニク・ライト、ジャクリーン・ケリン
脚本:キーラン・クレイ
撮影:ジョン・コンロイ
美術:オーウェン・パワー
出演:コルム・ミーニー、コリン・モーガン、ミルカ・アフロス

製作:Ripple World Pictures Limited, Ireland
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