1990年代のアシッド・ジャズ・ムーヴメントを代表するバンドのひとつコーデュロイ（CORDUROY）が、18年ぶりの新作『リターン・オブ・ザ・ファブリック・フォー』を5月25日（金）にリリース。日本盤詳細は近日発表予定。発売に先駆け、オープニングを飾る新曲「Magic Mountain」のミュージック・ビデオが公開されています。バンドのベーシスト、リチャード・サールがアイディアを出したこのMVは、「セサミストリート」や1970年代の「それいけ！ジャクソン・ファイブ」といったアニメーションから影響を受けたもの。

　黒のタートルネック・セーターとヤギひげ姿で90年代初頭に登場し、“ザ・ファブリック・フォー”を自称するコーデュロイは、定評あるライヴ・パフォーマンスで名を上げ、DJのエディ・ピラーが立ち上げたレーベル「Acid Jazz」と契約。3枚のアルバム『ダッド・マン・キャット』『ハイ・ハヴォック』『アウト・オブ・ヒア』を立て続けに発表し、当時盛り上がっていたアシッド・ジャズ・ムーヴメントの屋台骨を支えました。昨年、小規模なライヴ・ツアーを行なうために集結したメンバーは、いくつかの新曲をレコーディングするためにスタジオ入り。その際のセッションに予想以上の手応えを感じたため、アルバム制作に至ったとのこと。