フランス人の父とドミニカ人の母のもとフランスに生まれ、アフリカやアメリカで幼少期を過ごした
シリル・エイメー(Cyrille Aimee)。
11歳の時に戻ったフランスで暮らした村は、
ジャンゴ・ラインハルトゆかりの地。そこで出会ったロマのコミュニティに魅了され、彼らの生活に飛び込み、マヌーシュ音楽を身につけた彼女のルーツが反映されたソロ・アルバム
『グッド・デイ』(VICJ-61693 税込2,100円)が10月23日(水)にいよいよ登場!
シリルは、2007年にはモントルー・ジャズ・フェスティヴァル・コンペティションで優勝し、2010年のセロニアス・モンク・インターナショナル・ジャズ・コンペティションでファイナリストに選出。2013年には第1回 サラ・ヴォーン・インターナショナル・ジャズ・ヴォーカル・コンペティションで優勝と、その実力は折り紙つき。現在はニューヨークを拠点に活動し、今までにライヴ盤とブラジル・ギタリスト、
ディエゴ・フィゲイレドとの共演作など合わせて7枚のアルバムをリリースしている彼女ですが、このソロ・アルバムでは、自らのアイディアで3人のギタリストとともに、オリジナル・ソングの他、
ドアーズや
ヴァネッサ・パラディのカヴァー曲など幅広いレパートリーを演奏。これまでのジャズ路線から、彼女のルーツに立ち戻ったマヌーシュ・スウィングを昇華させた独自のサウンドを展開させています。
12月には、このメンバーを率いて来日公演も行なわれます。国籍もジャンルも飛び越えてしまう、しなやかなシリルの歌声をぜひライヴでも楽しんでください。