グラミー賞11冠に輝き、アルバムの総セールスは2,000万枚を超えるロック・バンド、
フー・ファイターズ(FOO FIGHTERS)が、新曲(5曲)を収録したEP『Saint Cecilia(セイント・セシリア)』の無料配信
/ ストリーミングをスタートしました。なお本作は後日、LPで発売される予定。
フー・ファイターズのオフィシャル・サイト(
www.foofighters.com)では、バンドのフロントマンである
デイヴ・グロール(vo, g)からのメッセージも発表されており、「11月13日に起こった胸が張り裂けるような悲劇を考慮して、この前書きを書く必要があると感じたから」とのはじまりから、「たとえわずかであっても、音楽が今の暗い世界へ光をもたらしてくれるものとなってほしいということ。音楽は人生だと、そして、希望と回復は音楽と共に我々にあると、それらを忘れないために。それは絶対に奪われてはいけないもの」と、ファンに向けて語りかけています。
今夜は、俺たちのアルバム『ソニック・ハイウェイズ』のワールドワイド・ツアーで数週間前にベルリンのホテルで書いた内容から始めさせてほしい。なぜなら11月13日に起こった胸が張り裂けるような悲劇を考慮して、この前書きを書く必要があると感じたからだ。今やこのプロジェクトはまるっきり意味合いが変わってしまった。『セイント・セシリア』EPはもともと、音楽と人生を祝うために10月に制作された。フー・ファイターズのツアーは終盤を迎え、俺たちにたくさんの愛を与えてくれた君たちへのお返しとして、俺たちからの愛を皆と分かち合う目的のものだった。
しかし今となっては、新しい意味合いが出来た。それは、たとえわずかであっても、音楽が今の暗い世界へ光をもたらしてくれるものとなってほしいということ。音楽は人生だと、そして、希望と回復は音楽と共に我々にあると、それらを忘れないために。それは絶対に奪われてはいけないものだ。
パリでの事件に巻き込まれた全ての人々へ、我々の心は君と君の家族と共にある。
俺たちは必ず戻ってきて、フー・ファイターズの音楽で、いつの日かまた君たちと一緒に人生と愛を祝うよ。――――フー・ファイターズ デイヴ・グロール(vo, g)