ワシントンD.C.を拠点に活動した伝説のハードコア・バンド、
FUGAZIの10年間の軌跡を追ったドキュメンタリー映像作品「INSTRUMENT フガジ: インストゥルメント」(米・2003年)が、3月17日(土)より東京・新宿 K's cinemaを皮切りに全国劇場公開されます。発言はもとより歌詞にも日本語字幕が付いたフルHDリマスター版での上映。
1987〜98年のライヴ映像を中心に、レコーディングの模様やメンバーへのインタビューも織り交ぜた構成で、監督は映画「ミュージアム・アワーズ」「ベンジャミン・スモーク」や
R.E.M.のシングル「Nightswimming」のミュージック・ビデオなどで知られるジェム・コーエンです。
FUGAZIはインディ・レーベルのディスコード・レコードを主宰し、80年代はじめにマイナー・スレットのメンバーとして活躍した
イアン・マッケイ(vo、g)を中心に87年に結成。“ストレート・エッジ”と言われた禁欲的な姿勢や、徹底したDIY、ハードコアをベースにした独自のサウンドの追求は、後のバンドに多大な影響を与えました。88年に発表した“7 songs”と呼ばれるEPを皮切りに2001年のアルバム『The Argument』まで作品を発表し、現在は活動休止中です。