2012年2月1日に世を去った指揮者、
ゲルハルト・ボッセ(Gerhard Bosse)を偲ぶコンサート“ゲルハルト・ボッセ メモリアル・コンサート”が、6月9日(日)15時より東京文化会館 小ホールにて開催されます。
ゲルハルト・ボッセは、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の元・第1コンサートマスターで、1961年に初来日。以来、81年から霧島国際音楽祭の音楽監督(のちに名誉芸術監督)を長らく務め、さらに94年からは日本に居を構えて東京藝術大学客員教授として後進の指導にあたるかたわら、指揮者としても、神戸市室内合奏団の音楽監督、
新日本フィルハーモニー交響楽団のミュージック・アドヴァイザーを務め、全国各地のオーケストラでも活躍を続けてきました。
この“ゲルハルト・ボッセ メモリアル・コンサート”は、生前のボッセを慕い、その音楽的な薫陶を受けてきた日本を代表するプレイヤーが一堂に会して、ボッセの愛した室内楽およびオーケストラ作品を演奏することで、音楽ファンとともにその功績に感謝を捧げるために行なわれるものです。
第1部はチェンバー・オーケストラ、第2部は室内楽、第3部はオーケストラとなっており、石川星太郎指揮ゲルハルト・ボッセ メモリアル・オーケストラをはじめ、いま注目を集める若手ヴァイオリニストなど、多くの独奏者を集めたコンサートです。
日本を愛し、多くのファンに惜しまれながら世を去ったボッセが、日本に遺した音楽の宝物とも言える公演に、ぜひ足をお運びください。
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ゲルハルト・ボッセ
メモリアル・コンサート2013年6月9日(日)
東京 東京文化会館 小ホール
開演 15:00 / 終演 18:00予定
[第1部: チェンバー・オーケストラ]
メンデルスゾーン: 弦楽のための交響曲第12番ト短調「フーガ」
J.S.バッハ: 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043
ヴァイオリン独奏: 玉井菜採、甲斐麻耶
[第2部: 室内楽]
ハイドン: ディヴェルティメント第25番ハ長調Hob.V: C3
第1ヴァイオリン: 景山誠治、第2ヴァイオリン: 景山裕子、チェロ: 河野文昭
モーツァルト: 弦楽五重奏曲第4番ト短調K.516
第1ヴァイオリン: 岡山潔、第2ヴァイオリン: 服部芳子、第1ヴィオラ: 佐々木亮、第2ヴィオラ: 川崎和憲、チェロ: 河野文昭
[第3部: オーケストラ]
シューベルト: ヴァイオリンと弦楽のためのロンド イ長調D438
ヴァイオリン独奏: 郷古廉
ベートーヴェン: 交響曲第2番ニ長調op.36
指揮: 石川星太郎
管弦楽: ゲルハルト・ボッセ メモリアル・オーケストラ
※お問い合わせ・お申し込み
新日本フィル・チケットボックス 03-5610-3815
www.njp.or.jp/archives/10885