昨年、アルバム
『JAPONISM(ジャポニズム)』を発表、ワールド・ツアーを成功させた
葉加瀬太郎。能楽師である梅若玄祥との初のコラボ公演〈JAKUMAKU〉を5月24日(土)、世界文化遺産である京都・上賀茂神社で行ないました。なお、この公演の模様は、7月6日(日)21:00よりBS朝日で特別番組『ザ・プレミアムステージ 葉加瀬太郎×梅若玄祥 神に選ばれし表現者(アーティスト)たち〜古都京都に舞う・一夜限りの奇跡の競演〜(仮)』として放送予定。
公演当日は2,000人を超える観客が詰めかけ、当日券を買い求める人たちで長蛇の列が出来るなど、開場時間が遅れる場面もあったものの、定刻になると梅若玄祥の能「翁」からステージは厳かにスタート。
J.S.バッハ「シャコンヌ」は葉加瀬のヴァイオリン1本と梅若の能での体当りコラボとなり、神聖な空気が会場全体を包む。
休憩を挟んだ後、葉加瀬の代表曲が数曲披露され、「情熱大陸」が流れると観客はいつもの様にスタンディングで大盛り上がり! そしてクライマックスは、この公演のタイトルにもなった組曲「JAKUMAKU」。凛としつつも朗々と、演奏と能の舞のパフォーマンスが披露されました。
終了後、葉加瀬は、「新しい挑戦も色々でき充実した公演だった。いつもと趣きの違うもので、少々びっくりしたお客様もいらっしゃったかもしれませんが、素晴らしい出逢いに心から感謝するとともに、今回の作品がたくさんの人々に愛されたら嬉しいです」と語っており、また今回、企画プロデュースを手がけた西尾智子は、「4年がかりで実現出来て、本当に嬉しい。葉加瀬さんも梅若さんも素晴らしいハートと想像力を持った方。能を舞ってる梅若さんにもヴァイオリンを弾いてる葉加瀬さんにも神が下りて来たのを感じた素晴らしい公演だったと思います。今まで色んなプロデュースを手がけてきましたが今回、本当に上賀茂神社で実現出来たことに満足しています」と、感慨深いコメントを寄せています。