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『ゆきゆきて、神軍』から31年 原 一男監督の新作「ニッポン国VS泉南石綿村」が公開に

原一男   2018/01/12 13:02掲載
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『ゆきゆきて、神軍』から31年 原 一男監督の新作「ニッポン国VS泉南石綿村」が公開に
 社会的反響を呼んだ1987年公開の映画『ゆきゆきて、神軍』で知られるドキュメンタリー映画監督、原 一男の新作「ニッポン国VS泉南石綿村」が、2018年3月10日(土)より東京 ・渋谷 ユーロスペースほかにて全国順次公開。また、映画の舞台となった大阪・泉南にある「イオンシネマ泉南りんくう」では、2月3日(土)から1週間先行上映が決定しています。

 戦争責任を追及する元日本兵を描いた『ゆきゆきて、神軍』、戦後文学の大家・井上光晴の真実と虚構を浮き彫りにした『全身小説家』、別れた同棲相手を追いその後の彼女の生き方を記録した『極私的エロス・恋歌1974』など、異色のテーマを独自の手法で撮り続けてきた鬼才、原 一男。新作「ニッポン国VS泉南石綿村」は“泉南・アスベスト国賠訴訟”を捉えたドキュメンタリー映画で、大阪・泉南地域の石綿(アスベスト)工場で健康被害を受けたとする元労働者とその親族が、国を相手どり損害賠償を求めた8年にわたる闘いをフィルムに収めています。

 本作は日本のドキュメンタリー映画史に再び一石を投じる作品として注目を浴びており、2017年に〈釜山国際映画祭〉最優秀ドキュメンタリー賞、〈山形国際ドキュメンタリー映画祭〉市民賞、東京フィルメックス観客賞を受賞。封切に先駆けて公開されている予告編には、原告団・石綿被害者らの“ウチらの命、なんぼなん?”という叫びと葛藤がセンセーショナルに映し出されています。



「ニッポン国VS泉南石綿村」
2018年2月3日(土)より大阪 イオンシネマりんくう泉南にて1週間限定先行上映
2018年3月10日(土)より東京 渋谷 ユーロスペースほかで全国順次公開
docudocu.jp/ishiwata

監督: 原 一男
製作: 疾走プロダクション、製作: 小林佐智子、撮影: 原 一男、構成: 小林佐智子、編集: 秦 岳志、整音: 小川 武、音楽: 柳下美恵、制作: 島野千尋、助成: 大阪芸術 大学芸術研究所 JSPS科研費

配給協力: 太秦 宣伝協力: スリーピン

2017年 / 215分 / DCP / 16:9 / 日本 / ドキュメンタリー / © 疾走プロダクション
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