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橋本 愛らにベジフルフラワーを贈呈、映画『リトル・フォレスト』初日舞台挨拶

橋本愛   2014/09/01 16:07掲載
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橋本 愛らにベジフルフラワーを贈呈、映画『リトル・フォレスト』初日舞台挨拶
 都会で自分の居場所を見つけられない主人公が故郷の山村“小森”に帰り、自給自足の生活をしながら生きる力を充電していく物語を、旬の食材を生かした日々の食事・料理と共に描く映画『リトル・フォレスト』(原作: 五十嵐大介 / 講談社『月刊アフタヌーン』所載)。春夏秋冬の4部作中“夏・秋”が遂に公開を迎え、初日となった8月30日(土)には東京・新宿ピカデリーで舞台挨拶が行なわれました。

 当日は、海外などでも高い評価を受ける森 淳一監督をはじめ、主人公“いち子”役の橋本 愛三浦貴大松岡茉優温水洋一桐島かれんと、錚々たる面々が集結。また、8月31日“野菜の日”の前日ということで、野菜ソムリエから公開初日を迎えたお祝いに、ベジフルフラワー(野菜、果物を使ったブーケ)が贈呈。

 また、イベントの最後には、現在“冬・春”の仕上げ中という森監督より、「編集が終わって、音入れの段階まで来ました。“冬・春”も美しい風景、料理も季節にあったその土地ならではのものが登場します。この作品は四季でひとつの作品です。ぜひ“冬・春”もご覧ください」と、言葉が寄せられました。

リトル・フォレスト

(C)「リトル・フォレスト」製作委員会

『リトル・フォレスト 夏・秋』舞台挨拶より

森監督 「昨年5月末から今年6月にかけて1年ちょっとかけて撮影しました。完成は今春ですが、お客さんに見てもらって初めて映画が完成するものだと思っています。なので今日は、こんなにたくさんの方に来てもらえてうれしいです」

橋本 「本日はこの作品を選んでいただき、ありがとうございます。皆さんのお顔を見て、映画がちゃんと皆さんに届いたんだなぁとほっとしています」

三浦 「たくさんの方に見ていただけて幸せです。1年かけての撮影は、今の映画の撮影スタイルでは珍しいと思います。僕にとって、とても思い出深い作品になりました」

松岡 「ここ(新宿ピカデリー)は大好きな劇場なんです。(橋本)愛とも梅雨の時期にいっしょに来ました。ここで舞台挨拶ができてうれしいです」

温水 「たくさんお集まりいただき、ありがとうございます。夏・秋と2つの季節をまたいでの撮影は、旬の食べ物や風景など季節を感じられてとても素敵な時間でした」

桐島 「スローフードやスローライフなどのファッショナブルな言葉が吹っ飛ぶような根源的に、食べること、生きることを美しく描いた作品です。あまり演技経験はなかったのですが、とても楽しい撮影でした」

――本作は、約1年間に渡り、岩手県の奥州市でロケをしたとお聞きしていますが、長期間にわたり、自然と共に撮影するのはいかがでしたでしょうか?

森監督 「今回はオールロケで天候に左右され、その時々にしか出会えない食材、季節を切り取るためにタイミングを見計らって撮影しました。実は撮影スタッフ1人が住民票を移してロケ地に住み込んでもらって、「グミが赤くなった」「キレイな紅葉に染まった」から今だ!という感じで撮影をしました」

――自分の食べるものを一から育てて収穫して、お料理して食べるというお芝居をする中で、橋本さんご自身も偏食がなくなったと聞いておりますが、実際に採れたてのお野菜を食べていかがでしたか?

橋本 「どれも美味しかったです。ワラビなど苦手なものも用意されていたのですが、口にしたら大丈夫でした。東京に帰ってきても食べられました。また、玉ねぎなど、出される野菜の背景を考えるようになって、農家の方が朝から頑張って仕込んだんだと思うと、残さず食べられるようになりました。この歳で恥ずかしいんですけど(笑)」

――三浦さんは、「夏」では岩魚を見事な手つきでさばいてらっしゃいましたが、普段はお料理はなさいますか?

三浦 「料理はたまにします。実は昔、寿司屋でバイトをしていて、そこで魚を捌いた経験はあったんです。今回は川魚だったんで、ちょっと違うんですよね。難しかったです」

――松岡さんと橋本さんは普段から非常に親しくされているということですが、今回幼馴染の親友役ということで共演されていかがでしたか?

松岡 「(橋本)愛が15歳で、私が16歳のときに初共演して以来、3回目でようやく笑い合える役に出会いました。ロケ中は宿舎でいっしょにお風呂に入ったりと楽しい撮影でした」

――岩手県のロケでは地元の方々ともたくさん共演なさったようですが、地元のみなさんとの交流などございましたか?

温水 「たくさんの地元の方にご協力いただきました。炊き出しも山菜や地元の野菜、夏には素麺など出してくれて、この映画のために、素敵な環境をつくってくださいました。実は演技もされていて、僕が栗の渋皮煮を作ったときのシーンでは地元の方の自然な演技に感心してしまいました」

――こんな山奥にこんな美人親子がいるなんて!というくらい、桐島さんと橋本さんの母子役が美しくて印象的だったのですが、今回、橋本 愛さんと共演していかがでしたか?

桐島 「私の3人の娘より、若いんですよね。浮ついたところのないしっかりした子です。いち子とイメージが重なり、意志が強くて沸々と何かを秘めている感じですね」
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