10月14日(火)からNHKでスタートする新ドラマ『さよなら私』(NHK総合 毎週火曜 22:00〜放送)の主題歌に、
平井 堅の新曲「おんなじさみしさ」が決定。平井自身が歌詞を書き下ろしたこの楽曲は10月29日(水)から配信スタート。CD発売も控えており詳細は後日発表とのこと。
『さよなら私』は、クオリティの高い作品で人気を集めるNHK総合「ドラマ10」枠の年内最終シリーズ作。主演の
永作博美をはじめ、
石田ゆり子、
藤木直人といった豪華キャストに加えて、『若者のすべて』『最高の恋人』『ビーチボーイズ』『ちゅらさん』『最後から二番目恋』など多くのヒット作を生み出してきた脚本家・
岡田惠和が手がけています。
なお、平井がNHKのドラマ主題歌を手がけるのは今回が初。ちょうど主人公と同世代にあたる平井が歌詞を書き下ろし、女性の本音に迫るドラマに沿った巧みな心理・情景描写が心にしみわたるミディアム・バラードに仕上がっています。
[平井 堅]「平井さんなりのもう一つの物語を自由に書いて下さい。」これはプロデューサーの方から言われた言葉です。
今まで色々なドラマ、映画の主題歌を書かせて頂きましたが、実はこの言葉を言われたのは初めてで、正直「なんてありがたい」という気持ちと 「ハードル高いな」という気持ちの半々でした。(苦笑)
他人と自分を比較したり、過去と今を比較したり、私達はいつも植え付けられた尺度、自分で決め付けてしまった尺度に計られ、揺られて生きている気がします。純白な感情なんてない。嫉妬や羨望を内包しながらも、それでも人は人を求めずにはいられない。
寂しさの量は外側からは計れない。寂しさに優劣は無い。同じ寂しさを抱えている大切なあの人に会いに行く。その瞬間の風景を切り取って書きました。どんなに揺られても人生は進んで行く。トンネルもあれば陽だまりもある。この歌から、このドラマから何かを掴んで頂けると嬉しいです。
求める気持ちの裏側ならば、寂しさも悪くない。ですよね?[永作博美]何かテンポに逆らうように歌が進んでいくのが切なくて。こうやって生きて来たって思った。有難い事にまだ撮影中。気持ちに拍車がかかりそうです。そんな素敵な歌をありがとうございます。