大ベストセラーとなったコミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』(
細川貂々=著/幻冬舎=刊)をテーマにしたコンピ
『ツレうつクラシック』(COCQ-84836 税込2,100円)が8月18日にリリースされます。
『ツレがうつになりまして。』は、ある日突然うつ病になった夫(ツレさん)を妻が愛とユーモアで支える夫婦の実話を描いたコミックエッセイで、TVドラマにもなり話題を呼びました。
ツレさんは、大のクラシック好き。うつ病から回復していく過程で聴いた曲を、本人の選曲でコンパイルしたのが、今回発売されるCD『ツレうつクラシック』です。
うつ病になった直後は音楽も聴けず、雑音のように感じてしまったツレさん。病から回復するにつれて大好きなクラシックを徐々に“取り戻して”いくエピソードを綴ったライナーノーツは、音楽を愛する誰もが心を打たれることでしょう。
ツレさん選曲による透明感あふれる静かな音楽の数々は、彼の回復過程を追体験するかのようであり、悩み多き現代に生きる私たちの心の支えになることと思います。
音楽を受け付けなかったツレさんが、回復への第一歩として最初に聴いたのが
吉松隆のピアノ曲でした。次に聴けるようになったのが交響曲。当盤には
シベリウスや
オネゲル、
ショスタコーヴィチ、
マーラーなどが収録されています。さらに回復してくると、神話の世界などに関心が向かい、
サン=サーンスの「オンファールの糸車」といった曲を。そしてついに病を克服し、また音楽を心から楽しめるようになったツレさんが聴いたのは
バッハと
プッチーニでした。
このように、回復の過程を追ってストーリー仕立てのようになっているアルバム。選曲がかなりマニアックなところもポイントです。
うつで苦しんでいるのは、あなただけじゃない! うつ病に悩む人すべてに、そしてクラシック音楽を愛する人にも聴いていただきたい一枚です。