■『本棚食堂』 / 稲葉 友Interview

――主演の中村 蒼 / 柄本時生との共演について
「お二人ともそれぞれ別の作品でご一緒させていただいたことがありプライベートでも仲良くしていただいている先輩方なので、そんなお二人の主演のドラマでまたご一緒できることに素敵なご縁を感じながら現場に挑みました。現場ではお二人がとても和やかな空気を作っていたので、楽しく芝居することができました」

――自身の役柄と見どころ
「菊田という新人の編集者で、いわゆる今時の若者特有のふてぶてしさやウザさみたいなものに満ち溢れている男です。そしてなかなかにクセのある男なので作品のいいスパイスになればいいなと思い演じました。見どころはもちろん美味しい料理の描写なのですが、そこに至るまでの登場人物たちのドラマもとても楽しく見ていただけると思います」

［NHK BSプレミアム『本棚食堂』あらすじ］
　男性2人組の人気少女漫画家“姫川ロザンナ”。敏腕編集者に育てられた2人は少女漫画家としてデビューし人気者となったが、本当に描きたかったのは「グルメ漫画」。そんな2人の家の書庫には、美味しそうな料理の記述が掲載された書物が満載。締め切りに追われ、目の前の現実に耐えられなくなった時、2人が逃避する先はその書庫。お気に入りの料理を本の中から探し出すと、キッチンで締め切りも忘れて料理を始めてしまうのです……。