『アメリ』の
ジャン=ピエール・ジュネ監督による待望の最新作、この11月より公開となる映画『天才スピヴェット』が10月23日(木)〜31日(金)まで開催される〈第27回東京国際映画祭〉の特別招待作品へ選出。また、本映画祭に合わせて、ジャン・ピエール・ジュネ監督と、本作の主演をつとめた天才子役
カイル・キャトレットの来日が決定しました。
10歳の天才科学者“スピヴェット”が、権威ある科学賞の授章式でスピーチをするためにアメリカ大陸を横断するという、壮大なスケールの家出を描いた本作。ジュネ監督は自身初となる3Dに挑戦、独自の世界観を極めたプロダクション・デザイン、徹底的に作りこんだ映像で観る者をまさに夢の旅へ連れ出します。
人並み外れた想像力と好奇心でキラキラ輝く瞳が愛らしい主人公・スピヴェットを演じたのは、これが長編映画デビュー作となるカイル・キャトレット(撮影時は9歳)。ロシア語や北京語など6つの言語を操ることができ、3年連続で総合格闘技の世界チャンピオンを獲得するなど、まさに正真正銘の“天才少年”たる彼をオーディションで見つけ出したジュネ監督は、「彼には風変わりで引き込まれる力があり、唯一無二のものを感じた。並外れた子供だ」と大絶賛。
また、本作については、「原作の『T・S・スピヴェット君 傑作集』を初めて読んだ時、見事な登場人物、感動的なストーリー、豊かなディテール、列車、モンタナ、開放的な空間にワクワクした。彼が最後のスピーチですべてを語るシーンには、衝撃を受けずにはいられなかった。まさに鳥肌が立ったね。そして、“この物語を映画にする”と決心したんだ」(ジャン・ピエール・ジュネ)と熱い想いを語っています。
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