ミャンマーの民族音楽をスタジオで録音する風景を記録したドキュメンタリー映画、『Beauty of Tradition-ミャンマー民族音楽への旅-』が6月27日(土)より公開されます。
本作は、これまであまり日本では紹介されることのなかった、ミャンマーの民族音楽の魅力を伝えるべく、日本人エンジニアが現地に赴き、40日間滞在。その間に現地で収録した100曲にものぼる、世界でも非常に珍しい、またアーカイヴとしても非常に価値のある音源CD制作の録音風景の一部始終を撮影した貴重なドキュメンタリー。監督は、写真家、作曲家、映画プロデューサーとしてこれまでにも数々の映画音楽や製作に携わってきた
川端 潤がつとめています。
全ての演奏は現地の演奏家によるもので、サインワイン、フネー、チーなどの楽器の演奏風景を中心に、僧院やヤンゴン芸術大学の若者たち、ミャンマーの正月の水かけ祭りの様子も収録。謎に満ちたミャンマーの音楽を知ろうというこの試みからは、変貌しつつあるミャンマーの現状も見えてくるのでは。
(C)株式会社プロジェクトラム
■Beauty of Tradition
-ミャンマー民族音楽への旅-
2015年6月27日(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開
監督・音楽・プロデューサー: 川端 潤
撮影: 万琳はるえ
字幕翻訳: 井上さゆり
製作: プロジェクトラム / エアプレーンレーベル
配給協力・宣伝: 太秦
出演: ウー・セインウィンチョウ / ウー・ウィンチョウ / ウー・ポーラピェ / ウー・ミョーミンタン / ドー・シュンレアウン ほか