“北欧一美しい歌声”と称されるマルガリータ・ベンクトソン（Margareta Bengtson）の7年ぶりとなる新作『バラード』（SOLSV-0036 2,320円 + 税）が、11月に開催される来日公演を記念して10月26日（水）に発売。スウェーデンを代表するピアニスト、マティアス・アルゴットソンをスペシャル・ゲストに迎え、スタンダードを見事に歌い上げたバラード集となっています。

　アルゴットソンは4曲で彼の得意とするオルガンを演奏しており、美しいタッチのピアノとともに北欧の凛とした空気感を持った音色を披露。またトランペット奏者のペーター・アスプランドをはじめとする名演奏家陣をフィーチャーし、アルバムに味わい深さを与えています。

　ベンクトソンはアルバムについて、「マティアスと私は、この数年とてもすてきなデュオとしての活動を行ってきました。今回はこのCDを制作するにあたり、やわらかい、静かな、そして親密な作風を模索することにしました。すべてがどんどん早く、速くまわっていくこの世界で――すべてが大きく、うるさくなっていく状況にコントラストを添えるべく、なにか違うものを創る必要性を感じたのです。このアルバムのために、わたしたちの最も親愛なるミュージシャンの友人たちを招待しました。彼らが素晴らしい演奏で貢献してくださったことを、嬉しく思います。マティアスと私が描き出した繊細な色彩のうえに彼らの色が加わったことを、たいへんありがたく思います。このCDの音楽と歌詞を通して、お聴きになったオーディエンスのあなたに心の平和、平常心、思慮深さをお届けできたらと願っています」とコメントしています。

　11月からは、アルバムを携えての来日公演がスタート。11月28日（月）金沢・本多の森ホールを皮切りに、29日（火）富山オーバードホール、30日（水）神奈川・厚木市文化会館、12月1日（木）・2日（金）東京・中野サンプラザホール、12月6日（火）大阪・オリックス劇場、7日（水）京都コンサートホール 大ホール（B）、8日（木）兵庫・神戸国際会館 こくさいホールを回る7都市8公演のツアーとなっています。詳細はスパイス・オブ・ライフのオフィシャル・サイト（spiceoflife.shop-pro.jp）にてご確認ください。