ニュース

マーティン・ゴア、ソロ・プロジェクトMGのアルバムを4月にリリース

マーティン・ゴア   2015/03/03 14:21掲載
はてなブックマークに追加
マーティン・ゴア、ソロ・プロジェクトMGのアルバムを4月にリリース
 デペッシュ・モードのオリジナル・メンバーでソングライター / ギタリストのマーティン・ゴア(Martin Gore)が、ソロ・プロジェクト“MG”名義で4月22日(水)にエレクトリック・インストゥルメンタル・アルバム『MG』(TRCI-53 2,100円 + 税)を発表します。

 マーティン・ゴアは、デペッシュ・モードの“Delta Machine”ツアーが2013年3月に終了後、カルフォルニア州サンタ・バーバラのホーム・スタジオにて制作を開始。すべてインストゥルメンタル・アルバムにするという彼の構想は前からあったそう。

 「僕は自分が作るすべての音楽を、とてもエレクトロニックで、とてもフィルムライク、そして大抵のものにおいて、sci-fi(空想科学)的な質感にしていたかったんだ」とマーティンは語っています。「音楽というのは僕にとって必要なもののひとつで、毎週、それも最低週5日でスタジオに入るんだ。だからひとたびアイディアや雛形が浮かぶと、その製作過程はとても素早くて楽しいものなんだ」

 『MG』は、彼のイメージの中にあるエモーショナルでミステリアスな映画のサウンドトラック。アンジェロ・バダラメンティ的風合いの「Elk」からインダストリアル・エレクトロでクールな「Brink」まで、このアルバムにはユニークで印象的なビジョンが拡がっています。

 レコーディング終了後、マーティンはミックスをQに依頼。これはマーティン・ゴアとヴィンス・クラークのプロジェクトVCMGのアルバム『SSSS』(2012年)をミックスしていたのでとても自然な流れでした。またマスタリングは、Poleのステファン・ベトケが担当しています。

 このアルバムをリリースするにあたり、自身の頭文字をとってMGとしたことに関して、マーティン曰く「このアルバムはとてもエレクトロニックでヴォーカルもないから、また別のペルソナが必要かなと思って、VCMGのアルバムで出来たMGというコンセプトをそのまま持ってくることにしたんだ」。

 「一人のソングライターとして、僕は言葉のパワーというのをちゃんと理解している」と認めるマーティン。「正しい方法でコードやメロディを伴った場合はとくにね。また僕はもう一方で、ピュアなインスト音楽のパワー、それに音楽的空気によって創られる感情のこともきちんと理解していて、まさしく僕が今回のプロジェクトで捉えたかったのはそこのところなんだ」と語っています。

最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] Arvin homa aya  実力派シンガーの話題曲 アナログで連続リリース[インタビュー] ジェイコブ・コーラー × kiki ピアノ 凄腕師弟コンビ
[インタビュー] 文坂なの \[インタビュー] 人気ジャズ・ピアニストが立ち上げた新レーベル 第1弾は田中裕梨とのコラボ・シングル
[特集] いよいよ完結!? 戦慄怪奇ワールド コワすぎ![インタビュー] you-show まずは目指せ、新宿制覇! 新宿発の楽曲派アイドル・グループがデビュー!
[インタビュー] 想像を超えた創造。タフでラフでラブな一枚 崇勲×ichiyonのジョイント・アルバム[インタビュー] 千住 明、オペラ・アリアをヴァイオリンで 千住真理子とともに20年以上前の編曲スコアを再録音
[インタビュー] 思い出とともに甦る名曲の数々 藤あや子のカヴァー・アルバム[インタビュー] 紫 充実の新作を発表、海外フェスへの出演決定と結成55周年に向け勢いを増すバンドの現在と未来
[インタビュー] RISA KUMON バイリンガル・シンガー・ソングライター  ユニバーサルなアルバムでデビュー[インタビュー] HAIIRO DE ROSSI ジャズ・ラップの金字塔 10枚目にして最高傑作
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015