自らが監修し、37年間のキャリアを網羅したオールタイム・ベストアルバム
『Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。』が7月2日(水)に発売される
長渕 剛。そんな長渕は、今年12月に開催される「KEIRIN」のビッグ・レース〈KEIRIN グランプリ2014岸和田〉のイメージ・アーティストとしてTV-CMに出演、さらにはイメージ・ソングとして新曲「走る」を書き下ろしました。CDシングルは6月11日(水)発売。
4月24日(木)に行なわれた記者会見では、今回のオファーを受けたことについて、「KEIRINは日本発の競技であること、そして非常に苛酷で、時には命を落とす危険もあり得る、ストイックな環境のなかでしのぎを削っていく、そういったKEIRINの本質に同調したことが大きい」と語った長渕。また、「KEIRINはまさしく格闘技。グランプリともなれば、沢山の選手のなかからたったの9人しか登りつめることができないレース。頭から押さえつけられるような風潮のこの世の中で、堂々と競争しててっぺんを目指していく、そういう男の世界が大事だ」とも。
イメージ・ソングとして書き下した新曲「走る」については、「“走り続ける”ってことが人生そのものです。KEIRINの両輪のごとく、絶対に止まらずに一生走り続けるっていうのが僕らの人生である」と言葉を寄せています。
静岡県伊豆市の競輪学校を舞台にしたCM撮影では、厳しい環境に身を置いて選手を目指す生徒たちとも触れ合ったそうで、「目標を持って突き進んでいるやつはキラキラしている。そのキラキラ感に触れ合うことは極上の幸せだし、理屈のない世界でしのぎを削っている純朴かつ健気な若者たちの姿に感動した。日本男児として世界へ向かって頑張っている若者の、純粋な魂に対するエールに、このCMがなってくれれば嬉しい」とのこと。
またこの日は、今回のCMのために長渕が描いた、5メートル × 6メートルもの大作の詩画「てっぺん」が会場に展示されるなど(圧倒的な存在感!)、今後の展開にも期待してしまうKEIRINと長渕のタッグ。最後に長渕は、大阪の岸和田市で今年のグランプリが開催されることについて、「岸和田という、男が命を懸けるだんじり祭が行なわれる地で、男の闘いが繰り広げられることは力強いメッセージになるだろうから、嬉しいですよね」と、締めくくりました。