2006/07/20掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ボアダムスの
山塚EYEと現代芸術家、大竹伸朗によるコラボ・ユニット
PUZZLE PUNKSが、前作
『BUDUB』(96年リリース)発売直後にひそかに録音していたという発掘音源が、9月21日に大阪のタイム・ボム・レコードより
『PUZZOO』(写真:BOMBC-83 2,000円(税込))としてリリースされます。
PUZZLE PUNKSは95年に結成。大竹氏が自作したという“ダブ平”というマシンを主軸に、2人とYOSHIMI(ボアダムス、
OOIOOほか。95年発売の『PIPELINE』に参加)、Yo-Chan(元
花電車、現ボアダムス)などのゲスト・プレイヤーが入り混じって繰り広げられるフリーキーな“音のコラージュ”。数多いEYE氏の関連ユニットの中でも、フリークから高い評価を得ているユニットです。二人の“往復書簡”が漫画としてリリースされたり、美術館でライヴを行なうなどでも話題となりました。
本作に寄せられた『いい歳して、いまだにこういうことやってるおっさんにはかなわないなと、僕はそのとき深く納得した』という、旧作のアート・ワークなどで彼らと関わりが深い都築響一氏の言葉でもわかるように、宇宙とつながっているとしかいいようのない“30世紀サウンド”が堪能できる全7曲、58分になっているとのこと。