米国マイアミを拠点に活動するジャズ・ピアニスト／シンガー・ソングライターのローレンス・エルダーが、日本デビューを飾ることになりました。1stアルバム『サラウンデッド』（写真）の日本盤（PVCP-8781 税込\2,548）は、ボーナス・トラックを1曲追加して6月20日の発売です。

　このアルバムの輸入盤は昨年の秋にリリースされており、日本でもラジオでオンエアされるなど、評判を呼んでいました。ジャズとはいえポップスとの絶妙なクロスオーヴァーを果たし、スティングやドナルド・フェイゲンのファンにもアピールし得る仕上がりとなってます。また、男性シンガーながらノラ・ジョーンズに続く逸材との声も上がっているとか。

　レコーディングには、ピーター・アースキン（ds）やパキート・ドリベラ（sax）などの大御所が参加。アル・ディ・メオラ、ケニー・ワーナー、ランディ・ブレッカーといった面々が、今作に対して口々に賛辞を贈るなど、その評価は非常に高いものがあります。未聴の方はこの機会にどうぞ。