新世代グラインド・コアの帝王として君臨し世界中のファンに愛されるなか、中心人物であったギタリスト・Mieszko Talarczyk（NASUM、GENOCIDE SS、KRIGSHOT）が2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震に伴う津波により帰らぬ人となったため解散の道を選んだ悲劇のバンド、スウェーデンのNASUM（ナザム）。彼らの2度目にして最後の来日となった2004年「EXTREME THE DOJO Vol.7」でのライヴの模様を収めたアルバム『Doombringer』（Relapse records 輸入盤 3月10日発売）が登場！

　本作はNAPALM DEATHのShane EmburyとANAAL NATHRAKHのMick Kenney主宰のFeto recordsより近日リリースされる予定となっているNAPALM DEATHとNASUMのスプリット・ライヴ・アルバムのNASUMサイドを単独音源化したもので、2004年1月9日、大阪は心斎橋クラブクアトロでの公演を収録。NAPALM DEATHのMitch Harrisによる「Scoop」のデモも収められるようです。ドラマー・Anders Jakobsonによれば、NASUM最高のライヴ音源に仕上がっているとのこと。その舞台がここ日本であった喜びを噛み締めながら、Mieszkoの冥福を祈りましょう。日本盤のリリースは未定です。

NASUM『Doombringer』（Relapse records 輸入盤 3月10日発売）

01. Corrosion
02. Doombringer
03. Just Another Hog
04. Inhale/Exhale
05. Scoop
06. Bullshit
07. Relics
08. L・andebandsprincipen
09. I Hate People
10. Masshypnosis
11. A Welcome Breeze Of Stinking Air
12. Fatal Search
13. This is...
14. The Masked Face
15. The Idiot Parade
16. Den Svarta Fanan