日本古楽界の牽引者である
有田正広が、なんとモダン・フルートでバッハを録音しました! 有田にとって3度目となるバッハ録音
『J.S.バッハ:フルート・ソナタ集』(COGQ-40 税込2,940円)は12月23日に発売です。
モダン楽器の機能性を得て
バッハの普遍性をより鮮やかに浮かび上げるとともに、自在の境地を極めた演奏からは、そこはかとなくロマンティックな趣すら聴き取れるほど。その一方で、ピリオド楽器と変わらぬ表現も少なくなく、興味は尽きません。
音楽の本質は楽器によらず表現できること、真の感動は“方法論”の遥か彼方にあることを雄弁に示したこのアルバムは、オーセンティシティ(歴史的正当性)という言葉を越えて“古楽の精神”を未来へと切り開いてゆくものと言えるでしょう。今年創立20周年を迎えたDENONアリアーレ・シリーズの重要なエポックとして記憶されることと思います。
有田自身による、これまでの思考に鋭く踏み込んだ解説書も必読です。