その“ピンポイント”なものとは、日本ではヒット曲「僕はこんなに」(写真は収録アルバム『Naked Eyes』)での一発屋のイメージが強い、エレクトリック・ポップ・ユニット“ネイキッド・アイズ”のレア・トラック集『Everything and More』のこと。メンバーのロブ・フィッシャーがユニット結成前に、ティアーズ・フォー・フィアーズの前身バンドともいえる“ネオン”に在籍していたことがあることでも有名(じゃない?)な彼らですが、今回発売されることになった、このレア・トラック集には、かつて発表されたシングルに収録されていた12インチ・ヴァージョンやB面曲、そして未発表曲などが全13曲収録される予定。ヒット曲「僕はこんなに」のプロデュースを手掛けた、ニュー・ミュージックのトニー・マンスフィールドによる同曲のリミックスや、アーサー・ベイカーによるミックス曲など、なかなか興味深い楽曲が収録される予定なのですが、そのなかでもいちばんの注目は、なんと言っても彼らの曲「プロミセス・プロミセス」に、あの“マドンナ”がゲスト参加したという別ヴァージョンが収録されるということ。ファンの間でも、マドンナが参加したヴァージョンが存在したなんて知っている人は、ごくわずかのはずなので、これは往年のファンにとっては、かなり嬉しい“発掘もの”なのではないでしょうか? きっと日本盤は出ないと思うので、10月22日発売予定のUS盤をお探しください。