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ロバート・ワイアット、“渡り鳥”を歌う

ロバート・ワイアット   2003/01/31掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
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ロバート・ワイアット、“渡り鳥”を歌う
 『ニュー・シネマ・パラダイス』などでの名演で知られる俳優ジャック・ペランが総監督を務めたドキュメンタリー映画『Le Peuple Migrateur』。撮影期間3年! 撮影時間300時間!! 世界20ヶ国以上を訪問!!! そして出演渡り鳥は計100種以上!!!! と、鳥好きにはたまらない内容のこの映画。すでに本国フランスでは2001年のクリスマスより公開されており、CGを一切使わずにいながら、まるで鳥の視点で世界を見ているかのような迫力ある映像が話題となり、これまでに280万人以上の観客を動員するヒットを記録。その後、フランスのみならず世界各国で公開され、軒並みヒットを記録しているこの映画が、日本でも『WATARIDORI』のタイトルで4月より上映スタート予定なのですが、それに先駆けサウンドトラックの日本盤(VJCP-68484\2,548(税込))が3月5日にリリースされることになったのでお知らせ(写真はフランス盤)。

 この映画、前述した鳥たちの映像もさることながら、その映像に被せられた音楽も良いと、もっぱらの評判なのですが、それもそのはずサウンドトラックには、ニック・ケイヴやロバート・ワイアットの新曲が使われており、ふたりのドラマティックな歌声が聞こえようものなら、そりゃどうしたって気分は高揚するってもの。とくにワイアットは、彼名義の3曲に加え、ヴォーカルで参加した1曲の計4曲が収録されているので(ケイヴは1曲)、ワイアットのファンはとくに必携の1枚。おまけにこの映画、日本公開時のタイトルが『WATARIDORI』となっていることからも察しが付くように、その国その国での“渡り鳥”を示す母国語がタイトルに使われており、たとえば英語圏では『Travelling Birds』と題されています。なので、ジャケットの文字が違うだけでも揃えて持っておかないと落ち着かない重度の蒐集家は、これまでに上映された国をつぶさに調べて、頑張って各国盤を揃えましょう。そこまでマメな人なんていないか・・・・・・。

 映画に関する詳細は公式HPに記載されているとおりで、鳥に興味がない人でも楽しめそうな内容。一度でも「鳥になってみたい」と思ったことがある人は、ぜひ劇場にも。

■映画の公式HPはこちら(フランス版)こちら(日本版)
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