ニュース

フィドル・パンクの意欲作が、いよいよ日本盤化に!!

アシュレイ・マックアイザック   2003/08/05掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
 パンクの精神をケルト音楽に持ち込んだポーグスやレヴェラーズに対する、非ヨーロッパのケルト文化圏“カナダ”からの返答ともいえる存在である、カナダのケープ・ブルトン島出身のフィドル(ヴァイオリン)奏者、アシュレイ・マックアイザック。当初はスコットランド直系のトラッドを演奏するフィドラーであったものの、徐々に、パンク、グランジ、ヒップ・ホップ、メタル、ダンスなど様々な音楽要素を激しくぶつけたミクスチャー・サウンドを演奏するスタイルへと変貌を遂げていき、そのケルトの伝統衣装であるキルトで激しく踊りながら、自由自在にフィドルを弾きこなすという、たぶん多くの方がケルト音楽に抱くヒーリングなイメージをぶち壊す、型破りなパフォーマンスが世界各国で話題になったものでした。また、97年に発表したメジャー・デビュー作『ハウ・アー・ユー・トゥデイ』が、カナダのグラミー賞といわれるジュノ賞で最優秀インストゥルメンタル賞を受賞するなど、パフォーマンスだけではなく、楽曲だけでも十分人々を魅了する力を持っているといえる彼。そんな彼が、自らの名をついに付けた最新アルバム『アシュレイ・マックアイザック』(写真)を、いよいよ9月26日に日本でもリリースすることになりました。(UCCL-1071\2,548(税込))
 今までの作品でも、彼のフィドルだけでなく、ゲスト・ヴォーカルをフィーチャーしたヴォーカル曲が収録されたこともありましたが、今作では更にそれがエスカレートしており、ほとんどの楽曲をヴォーカルものが占領。しかも、その中には、なかなか渋い歌声を聴かせてくれる彼自身が初めて歌った楽曲も収録されているなど、自らの名を付けただけあって、かなりの意欲を感じる好盤に仕上がっています。彼のクレイジーな部分をあえて見え難くし、ヴォーカルをフィーチャーした良質のロック/ポップス作品に仕上げたその手法は、最近のサンタナなどにも近いかと思うので、普段、フィドルが鳴る音楽に馴染みが薄い方でも、十分楽しめる作品と言えるはず。たまたま手にした楽器が彼の場合はフィドルであっただけで、根はロックな人なので、是非とも多くのロック/ポップス・ファンに聴いて欲しいものです。オススメ!!
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。