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ヴァイオリニストのルノー・カピュソン、自身のために書かれた協奏曲集をリリース

ルノー・カピュソン   2016/11/14 14:14掲載
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 フランスを代表するヴァイオリニストのひとりルノー・カピュソン(Renaud Capuçon)が、自身の40歳を記念し『21世紀のヴァイオリン協奏曲集〜リーム、デュサパン、マントヴァーニ』(WPCS-13564 2,600円 + 税)を11月23日(水・祝)に発表。

 毎年、意識的に委嘱作品に取り組んでいるカピュソン。本アルバムは、現在活躍中の3人の作曲家、ヴォルフガング・リーム(Wolfgang Rihm)、パスカル・デュサパン(Pascal Dusapin)、ブルーノ・マントヴァーニ(Bruno Mantovani)にヴァイオリン協奏曲を委嘱し、1枚のアルバムにまとめたもの。

 委嘱についてカピュソンは、「委嘱作品を最初に聴く時は、まるでラブレターを読む時のようにドキドキする瞬間です。私がなぜ、毎年のように委嘱作品に取り組んでいるかというと、以前、私が若い頃にクレーメルやムターが積極的に委嘱作品を演奏していることに感銘を受け、自分も現代を生きるヴァイオリニストとしての責任を果たすため、取り組むようになりました。生きている作曲家と仕事をすると、そこに“答え”があるので、まるで夢のようです。バッハに“ここはどのような意味がこめられているか?”などと尋ねるわけにはいきませんからね」と語っています。

■2016年11月23日(水・祝)発売
ルノー・カピュソン
『21世紀のヴァイオリン協奏曲集〜リーム、デュサパン、マントヴァーニ』

WPCS-13564 2,600円 + 税

[収録曲]
01. ヴォルフガング・リーム: 「画家の詩」ヴァイオリンと管弦楽団ための協奏曲
02. パスカル・デュサパン: 「アウフガング(上昇)」ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲
03. ブルーノ・マントヴァーニ: 「水の戯れ」ヴァイオリンとオーケストラのための

[演奏]
ルノー・カピュソン(vn)フィリップ・ジョルダン指揮ウィーン交響楽団(01) / チョン・ミョンフン指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団(02) / フィリップ・ジョルダン指揮パリ国立歌劇場管弦楽団(03)

[録音]
01: 2015年1月9日、10日 ウィーン“ウィーン・コンツェルトハウス”
02: 2015年1月26日 パリ“フィルハーモニー・ド・パリ”
03: 2012年2月18日 パリ“サル・プレイエル”
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