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福山雅治主演、是枝裕和監督作「三度目の殺人」主要キャスト発表

2017/02/21掲載(Last Update:17/02/23 13:48)
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福山雅治主演、是枝裕和監督作「三度目の殺人」主要キャスト発表
 是枝裕和監督の最新作にして、福山雅治役所広司の初共演作となる映画のタイトルが「三度目の殺人」に決定。9月より全国で公開される本作の主要キャストが発表されています。

 是枝監督がオリジナル脚本を手がけた本作は、福山演じる勝利にこだわる弁護士“重盛”が、役所扮する30年前にも殺人を犯した殺人犯“三隅”の弁護をやむを得ず担当したことから物語が展開。重盛が抱いていた“裁判に負ける”という確信が、動機が希薄な三隅と接見するにつれ徐々に揺らいでいく様子を描いた法廷サスペンス。

 主要キャストとして発表されたのは、広瀬すず斉藤由貴吉田鋼太郎満島真之介松岡依都美市川実日子橋爪 功の7名。『海街diary』以来2度目の是枝作品出演となる広瀬が演じたのは、被害者の娘にして物語の鍵を握る少女“山中咲江”。是枝監督は広瀬について「広瀬さんとは『海街diary』で出会って、その後の女優としての成長を作品ごとに感じているのでもう一度きちんと自分の作品の中で向き合ってみたいと思いました」と語り「彼女の持っている芯の強さ、何者にも寄りかからず自分の足で立っている感じを、今回の咲江役でも表現してもらいたいと思っています」と期待を寄せています。また、斉藤が被害者の妻“山中美津江”、吉田が重盛とともに事件解明を目指す弁護士“摂津大輔”、満島が重盛の事務所に所属する若手弁護士“川島 輝”を演じているほか、松岡が弁護士事務所の事務員“服部亜紀子”、市川が事件の担当検察官“篠原一葵”を、そして橋爪が30年前に三隅が関わった事件の裁判長を務めていた重盛の父“重盛彰久”を演じています。

 是枝監督は穏やかな印象が強いのですが、台本を読ませて頂いて、こんな事を感じているんだ、考えているんだ、と自分の知らない監督の一面をみているような印象を受けました。そして、また是枝さんの作品の中で生れる時間 が凄く幸せです。どんなシーンでも咲江が見ているもの、感じている事を私と同じ感覚で感じてくださって、言葉をくれる監督はやっぱりとても心強く、凄く気持ちがいいです。が、今回はちゃんと自分で台詞を覚えて台本を手に持って現場に入るのが恥ずかしいです。。。笑 少女女だからこそ見える世界を大切に、強く立っていたいです。監督、スタッフの皆さん、共演させて頂く先輩方に頼らせて頂いています。
――広瀬すず(山中咲江役)

 今回、是枝さんの映画に参加させていただくこと、とても楽しみにしておりました。いただきましたのは、卑怯と残酷と愛を併せ持つ女性の役で、演じるのがとても難しいです。けれど、是枝監督の静かで穏やかな演出を受けると、沈黙の静謐の中に宿る答えに辿り着けそうに感じることが出来ます。得難い演技経験を積めることに感謝しています。
――斉藤由貴(山中美津江役)

 数々の賞を受賞し、国内外で高い評価を得ている是枝監督とご一緒できるという事で大変光栄に感じると同時にどのような現場になるのか多少の緊張を感じつつ撮影に入りました。作品の世界観が監督の中でしっかりと出来上がっていて、それを的確に役者に演出してくださるので、いつの間にかその世界に引きこまれていました。まだ撮影中ですが、本当に出来上がりの楽しみな作品です。
――吉田鋼太郎(摂津大輔役)

 是枝監督の新たな挑戦を直に体感できること。福山さんはじめ、最高の大先輩方とご一緒させてもらえること。身が引き締まります。映画の世界にいる喜びと、人生の大切なこの時を、思い切り楽しみたいと思います。
――満島真之介(川島 輝役)

 是枝監督とは『海よりもまだ深く』以来2作品目となります。「是枝作品」に再び出演する事が1つの大事な目標でしたので今回のお話を頂いた時は本当に嬉しかったです。監督と素晴らしいキャスト、スタッフの皆様と共に最高の作品をお届け出来るように楽しみながら頑張りたいです。
――松岡依都美(服部亜紀子役)

 事件や裁判を、自分とは別世界のことのように思っていたけれど、実は、自分も関係していることなのかもしれない。初の裁判見学へ行った日に、なぜかそう感じました。初めて参加させて頂く是枝組は、なんというか、とても紳士的な空気が流れています。現場で静かに、じーっと耳を澄ませていらっしゃる是枝監督。是枝監督、事件、裁判。どんな作品になるのか、今、緊張でいっぱいですが、観客としてもたのしみです。
――市川実日子(篠原一葵役)

 是枝監督とは過去に『奇跡』『海よりもまだ深く』でもご一緒させて頂いていますが、今回の現場も静かに進行しながらも、心地の良い緊張感に包まれています。本作の脚本を読んで、法廷心理サスペンスではありつつも、心の奥を垣間見る人間ドラマだと感じました。役柄(主人公・重盛の父親役で元裁判官)も少し難しくあるのですが、演じながら今からとても出来上がりが楽しみな作品です。
――橋爪 功(重盛彰久役)

[是枝裕和監督コメント]
広瀬すずについて 広瀬さんとは『海街diary』で出会って、その後の女優としての成長を作品ごとに感じているのでもう一度きちんと自分の作品の中で向き合ってみたいと思いました。咲江は背負ってるものが多いにも関わらず、人のせいにしない、被害者としてではないあり方をする、今の時代に希有な強さをもった少女だと思います。彼女の持っている芯の強さ、何者にも寄りかからず自分の足で立っている感じを、今回の咲江役でも表現してもらいたいと思っています。
斉藤由貴について 斉藤さんは30年前から部屋にポスター飾るほど憧れた女優さんでした。声のお仕事は以前何度かご一緒していますが、今回念願叶って映画に出演いただきます。当時からアイドルというくくりに収まらない、女優として、各クリエイターがこぞって起用したがる特別な魅力がありましたが、今回もやはり、役がおりてきたときの入り込み方と、その一方でご自身の演技を冷静にみている姿に改めてすごみを感じました。美津江は守るもののために徹底的に自分は被害者だと思い込む人、咲江の対極にある存在をウェットに演じていただいています。斉藤さんと広瀬さんはよく通る、少し影のある声質が似ていて、母娘役に選んだ理由のひとつです。
吉田鋼太郎について もちろんこれまでの吉田さんの出演作品をみていいと思っていましたが、去年一度映画賞の授賞式会場で初めてお会いしたときの印象が決め手です。あと事務所の近くでばったりお会いしたときの色気ある颯爽とした雰囲気も。摂津は、福山さん演じる重盛より年上の仲間で、世間ズレしているリアリストであり、川島(満島真之介)の対極にいる人。大人の嫌らしさもありつつ、色気も大事な要素で今回ぴったりだったと思います。福山さんとの声の相性も非常に合っていると思います。
満島真之介について 満島さんはコマーシャルでみて気になってお会いしました。目が綺麗でまっすぐで、すごくオープンマインドな人であることが初対面ですぐ伝わり、主人公重盛の真逆にいる川島にぴったりだと思いました。川島は弁護士になってまだ理想を捨てていない、汚れる前の人。重盛、摂津との3人のバランスで2対1になったり、バラバラになったり、結託したりすることを注視したキャスティングでした。
松岡依都美について 『海よりもまだ深く』でご一緒し、出番は少なかったですが、その生な人間味が素晴らしかったのでまたお声がけいたしました。服部はこの弁護士事務所の中で世間を背負って、代表するような立ち位置。観客に近い目線で事件に関わり、感想を言う。松岡さんはそれをリアルに表現出来る人です。
 市川実日子について 市川さんはもう20年くらい前になりますが、モデル時代から注目していて最近の女優としての活躍にも目を見張っていました。検察の仕事にプライドを持っていて司法というシステムの一部を担いながらも、その役割にやや疑問を捨てきれない感じが欲しかったので、彼女の濁りのない感じ、透明感が合うのではとお願いしました。
橋爪 功について 大好きなんですよねえ。橋爪さんは出演いただけると嬉しくなってしまう俳優さんのひとり。第二の人生を歩きながら、第一の人生に後悔もありながら誇りもある。人に対しても自分に対しても諦めがあり、理想を断ち切っている屈折した父親を演じられる人は他にいないと思いました。インテリジェンスと遊び心が絶妙なバランスで、老いても崩れきらない人間の表現がいつも素晴らしいです。


「三度目の殺人」
2017年9月より全国でロードショー
gaga.ne.jp/sandome

[あらすじ]
勝利にこだわる弁護士重盛が、やむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されている。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。三隅の動機が希薄なのだ。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸を一つ一つ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく――。心揺さぶる法廷サスペンス。

監督 / 脚本 / 編集: 是枝裕和
出演: 福山雅治 / 役所広司 / 広瀬すず / 斉藤由貴 / 吉田鋼太郎 / 満島真之介 / 松岡依都美 / 市川実日子 / 橋爪 功


配給: 東宝 / ギャガ
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