“リチュアル(儀礼的)・グルーヴ・ミュージック”を標榜するECMアーティスト、ニック・ベルチュ(Nik Baertsch)がバックアップするスイスのポリリズム・バンドSonar (ソナール)の初来日ツアーがスタート。4月17日(月)京都・木屋町 RAG、18日(火)石川・金沢 もっきりや、19日(水)新潟・Jazz Flash、20日(木)東京・中目黒 楽屋、21日(金)千葉・柏 Nardis、22日(土)千葉・稲毛 Candy、23日(日)神奈川・横浜 Aireginの全7公演が開催されます。
2010年、スイス・チューリッヒを拠点に活動していたステファン・テーレン(g)とベルンハルト・ヴァグナー(g)が出会い、活動を開始。そこにベース奏者のクリスチャン・クントナーとドラム奏者のマヌエル・パスキネリが加入し、現在の編成となりました。
半年ほどのリハーサルを経て、Sonarはスイスで数回のコンサートを開き、アルバム『A Flaw of Nature』を録音。このアルバムは2012年にニック・ベルチュが主宰する「Ronin Rhythm Records」よりリリース。ニック・ベルチュはバンドについて「はっきりしたヴィジョン、ユニークな音、特徴あるギター調弦システムで活動しているSonarは、妥協することなく、しかし楽しみながらロックとミニマル・グルーヴを融合している」と評しており、その後、米「Cuneiform Records」よりリリースされた『Static Motion』(2014年)と『Black Light』(2015年)は、国際的にも評価を獲得。バンドはアメリカ、イギリス、ドイツ、オーストリア、ルーマニアでライヴを開催しました。今年2月にレコーディングを開始したという次回作はDavid Tornをプロデューサーに迎え、9月にリリースを予定しているとのこと。