安田潤司 2018/06/19掲載(Last Update:18/06/20 09:57)
映像作家・
安田潤司が監督を務めた「ちょっとの雨ならがまん」(1983年)、「ファー・イースト・ベイビーズ」(1993年 / 写真)のデジタルリマスター&再編集版が、8月18日(土)より東京・新宿 K's cinemaなどにて同時上映。7月12日(木)には、池袋 新文芸坐で先行上映イベントが開催され、映像ディレクター・
大根 仁、
DEATH SIDE /
FORWARDのヴォーカリスト・ISHIYAらが登壇するトーク・コーナーも実施予定。同イベントのみ、「ちょっとの雨ならがまん」は公開当時のオリジナル・ヴァージョンでの上映となります。
「ちょっとの雨ならがまん」は、
G.I.S.M.、
GAUZE、
THE COMES、THE EXECUTE、“人民オリンピックショウ”として活動していた町田町蔵(現・
町田 康)、『
狂い咲きサンダーロード』(1980年)や『
爆裂都市 BURST CITY』(1982年)といった作品を続けて発表した石井聰亙(現・
石井岳龍)などが出演し、日本におけるハードコア・パンク・シーン黎明期を記録したドキュメンタリー作品。
また「ファー・イースト・ベイビーズ」は、安田監督が演出家・
飴屋法水との出会いをきっかけに、当時の現代アートを映像として落とし込んだ長編デビュー作。石川成俊、
棚橋ナッツ、上野 仁、佐野秀介、
和久田理人、柴崎賀宜、
横山SAKEVI(G.I.S.M.)、
頭脳警察の
PANTAや
石塚俊明など、登場人物全員が“本人”として出演しています。