2005/06/13掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
1972年。グラム・ロックの雄
T.レックス。その絶頂期の姿をとらえた音楽映画『ボーン・トゥ・ブギー(Born To Boogie)』(写真)の爆音上映が決定しました。
ビートルズ解散後、アップル・フィルム社長となった
リンゴ・スターが監督したこの『ボーン・トゥ・ブギー』。中心となるのは、72年3月に行なわれたウェンブリーでのライヴで、これは彼らの唯一のライヴ映像なのであります。「小細工はいらない」と言うマーク・ボランの言葉通りシンプルなステージながらも、その熱狂パフォーマンスは色褪せるどころか、今あらためて観るものを感動させる輝きに満ちあふれています。そのほか、
エルトン・ジョンが参加したセッション、旧
ジョン・レノン邸でのティー・パーティなど、見どころも満載です。
以前にお伝えしたように、長らく行方が分からなくなっていたこの“幻のフィルム”が、2003年に倉庫から発見され、復元。音響はトニー・ヴィスコンティによって新たにサラウンド・リミックスされ、DVD作品として発売されています。
今回の爆音上映とは、通常の映画音響ではなく、音楽ライヴ用のPAを使った上映システム。ということは、コンサート・ホールの感動を味わえるということなのです。すでに発売中のDVDを買った人も、この感動を味わわないなんてもったいない! 7月30日より
吉祥寺・バウスシアターにて、限定2週間のレイトショー公開されるので、ぜひとも体験してみるべし!
●『T.REX ボーン・トゥ・ブギー』“爆音”レイトショー
【日程】7/30(土)より
【会場】吉祥寺・バウスシアター
*詳細は
吉祥寺・バウスシアターまで。